（１）目的
　県内の交通事故は、発生件数、負傷者数、死者数は、昨年より減少しているものの、死者数に占める高齢者の割合は約８割(８月23日現在)を占めていることから、高齢者の交通事故を防止することが喫緊の課題となっています。
　また、例年の傾向として、夕暮れが早くなる秋から冬にかけて交通事故が増加しています。
　このため、高知県交通安全推進県民会議の各構成員が相互に協力して、高齢者の交通事故防止を広く県民に訴え、高齢者の特性に応じた交通安全指導を推進する「高齢者交通事故防止キャンペーン」を展開し、高齢化社会に対応した交通安全対策の推進と県民自らの安全意識の高揚を図ります。

（２）主催
　　 高知県交通安全推進県民会議（事務局：県民生活課）

（３）キャンペーン期間中の主な行事予定
　（ア）　街頭啓発（9/1 県庁前交差点）　※雨天の場合は中止
　（イ）　高齢者１万人訪問活動（警察、市町村、ボランティア団体等）
　（ウ）　高齢者出前ふれあい事業（交通安全母の会）
　（エ）　無事故・無違反チャレンジ100（高知市老人クラブ連合会）
　（オ）　ドライバーズセミナーシニアコース（交通安全協会、JAF）
　（カ）　交通安全ひろば（高知市、関係機関）
　
（４）本年の交通事故の状況（R4.8.23現在）
　　　件　数 563件（R3:661件）…昨年比 14.8％減
　　　　〔うち高齢者 267件（R3:299件）…昨年比 10.7％減〕
　　　負傷者  603人（R3:721人）…昨年比 16.4％減
　　　　〔うち高齢者 159人（R3:148人）…昨年比 7.4％増〕
　　　死　者　 16人（R3:19人）…昨年比 15.8％減 
　　　　〔うち高齢者  13人（R3:16人）…昨年比 18.8％減〕
　　　※R3の数値は1.1～8.23の累計