高知県では、人と動物が共存する社会づくりを目的とし、「高知県動物の愛護及び管理に関する条例」に基づいた動物愛護に関する施策に取り組んでいます。
　その一環として、やむをえず殺処分されたり、他の動物に襲われたりして命を落とす不幸な猫をなくすとともに、鳴き声や糞尿など猫に関する被害から地域の皆様の生活環境を守るため、平成26年度から都道府県としては全国で初めて、飼い主のいない猫に対する不妊手術等に対する費用の助成に取り組み、この８年間で延べ8,000頭以上の猫の不妊手術等を支援しています。
　本プロジェクトは、これらの取組をさらに拡充するためにふるさと納税型のクラウドファンディングを実施するもので、飼い主のいない猫に対する不妊手術等の重要性を広く周知し、動物愛護の気運の高まりに寄与するものと考えています。

●「令和４年度飼い主のいない猫不妊手術等推進事業」の概要
　(1) 助成額
　　 飼い主のいない猫（メス）　　10,000円/頭
　　 集中的手術枠対象猫（オス） 　5,000円/頭
　　 集中的手術枠対象猫（メス）　10,000円/頭
 　※集中的手術枠は同一市町村内に生息する25頭以上の猫に対し、市町村が策定する集中的不妊手術対象猫不妊手術等実施計画（市町村、住民、ボランティアの協働TNR、エサやり、見守り等）に基づいて実施される不妊手術等が対象となります。

●不妊手術等への助成実績（助成総数/うち飼い主のいない猫に対する助成数）
　H26　　　　　　  554/217
　H27　　　　　　  581/284
　H28　　　　　　  593/296
　H29　　　　　　  881/437
　H30　　　　　　1093/696
　R1　　　  　　　1469/987
　R2　　　　　　  1464/974
　R3　　　　　  　1186/892
　R4(9月末時点)     693/693
　※R3年度以前は飼い猫（メス）に対する不妊手術等の助成を含む（R4年度より廃止）