本協議会は、高知広域都市計画の策定・推進について、調査、連絡協議等を円滑に推進することを目的に設置されたもので、知事と当都市計画区域を構成する４市町長（高知市、南国市、香美市、いの町）で構成されています。
　当区域のまちづくりでは、人口減少や少子高齢化の進展、南海トラフ地震や頻発化・激甚化する自然災害への対応が課題となっており、特に土地利用規制が厳しい市街化調整区域で影響が大きく、地域の活力が衰退しています。
　そのため、本協議会において市街化調整区域の土地利用規制について、地域の実情を踏まえた規制緩和策の検討を進めてきました。
　５月29日に開催された第１回協議会では、当区域のまちづくりの現状や課題を共有したうえで、課題への対応策の１つとして、「市街化調整区域における地区計画の策定指針」の見直しを進めていく方針が決定され、８月29日に開催された第２回協議会では、幹事会から「市街化調整区域における地区計画の策定指針」の改定原案を提示し、民間業者の皆様からご意見やご助言をいただきました。
　今回の協議会では、幹事会からパブリックコメントの結果を報告の上、「市街化調整区域における地区計画の策定指針」の改定案を提示します。
　併せて、各市町から民間事業者の皆様からいただいたご意見やご助言を踏まえた地区計画策定における運用面の見直しについてご報告します。