公開日 2023年10月17日
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行事名
インフルエンザの注意報発令 -
日時
2023年10月17日 -
場所
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知事の出席
無 -
副知事の出席
無 -
取材ポイント
高知県感染症発生動向調査の令和5年第41週(10月9日~15日)の報告において、県全体での定点医療機関(44)当たりのインフルエンザ患者の報告数が13.02と、インフルエンザの注意報値の10.00を超えましたので、県内へ注意報を発令します。 人の移動や人が集まる機会が多くなることでインフルエンザへの感染の機会が増え、さらに県内で流行するおそれがありますので、県民の皆様に対して手洗いや「咳エチケット」の徹底等のインフルエンザの予防について注意を促します。
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内容
(1)概要 高知県感染症発生動向調査の令和5年第41週(10月9日~15日)の報告において、県全体での定点医療機関当たりのインフルエンザ患者の報告数が、前週第40週(10月2日~8日)の報告数5.86から13.02と増加し、インフルエンザの注意報値の10.00を超えました。 今後、さらに県内でインフルエンザが流行するおそれがありますので、「咳エチケット」等の基本的な感染対策を徹底する必要があります。 *シーズンとは 9月から翌年の8月までを1シーズンとしています。 *定点医療機関当たり報告数とは インフルエンザの患者数を把握するために、県内44医療機関を定点医療機関として選定し、毎週患者数の報告をいただき、患者総数を定点医療機関数(44)で割った1医療機関当たりの報告数です。 (2)予防対策と注意事項 【かからないために】 ①外出した後などには、こまめに手洗いをしましょう。 ②外出時は、なるべく人ごみを避けましょう。 ③十分な栄養と休養をとりましょう。 【人にうつさないようにするために】 ①インフルエンザは、インフルエンザにかかった人の咳、くしゃみ等の飛沫により感染するため、咳やくしゃみが出るときはマスクをするなどの「咳エチケット」を守りましょう。 ②インフルエンザが疑われる場合には、人ごみへの外出を控え、無理をして学校や職場にいかないようにしましょう。 【医療機関を受診する時の注意点】 ①事前に電話をして、受診時間や受診に際しての注意事項を確認しましょう。 ②受診する際には、必ずマスクを着用しましょう。 (3)高知県内・全国の発生動向(インフルエンザ) ①高知県内 定点医療機関当たりの報告数は、令和5年第36週(9月4日~10日)で3.11と流行入りし、第41週(10月9日~15日)の報告で13.02と注意報値を超えました。 第41週の報告において、定点医療機関当たりの報告数が多かったのは、高知市保健所16.14、幡多福祉保健所15.38、中央東福祉保健所13.80、中央西福祉保健所管内9.00、須崎福祉保健所8.50、安芸福祉保健所4.00となっています。 第41週における県内定点医療機関からの迅速キットによるインフルエンザウイルスの検出報告は513件あり、A型が510件(99.4%)、B型が3件(0.6%)となっており、全国での検出状況と同じくA型の割合が多くなっています。 ②全国 定点医療機関当たりの報告数は、最新の第40週(10月2日~8日)の報告では9.99となっています。 (4)第41週の報告における高知県内保育所、幼稚園、小学校、中学校、高等学校における休校、学年閉鎖、学級閉鎖の報告件数 休校件数0 学年閉鎖件数2 (須崎福祉保健所管内:1、幡多福祉保健所管内:1) 学級閉鎖件数5 (高知市保健所管内:3 、中央東福祉保健所管内:1 、中央西福祉保健所管内:1) (5)その他 厚生労働省ホームページ https://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/influenza/index.html 国立感染症研究所感染症情報センターホームページ https://www.niid.go.jp/niid/ja/diseases/a/flu.html 高知県感染症情報ホームページ https://www.pref.kochi.lg.jp/soshiki/130120/2023011800047.html