「鏡川渇水調整協議会」において、関係利水者と協議した結果、次のように第２次取水制限（節水率50.0％）を実施することになりました。

　「令和５年11月1日17時から鏡ダムの放流量を調整し、宗安寺地点でこの時期に確保すべき流量、毎秒4.140m3/sを毎秒2.070m3/s(50.0％)制限し、毎秒2.070m3/sとする運用を開始する。」

(１)鏡ダム上流域における令和５年10月の降水量は33ミリで小雨傾向が続いております。

(２)鏡ダムでは、10月11日から宗安寺地点で確保する流量を40.7％節水する自主節水を開始、加えて10月17日より44.8％節水する第１次取水制限を実施し、鏡ダムの水の有効活用を図ってきました。しかしながら、今後も降雨のない状態が続いた場合、11月下旬頃にはダムの利水容量を使い切ってしまうことが予想されます。

(３)このような状況から、鏡川渇水調整協議会において「第２次取水制限」への移行を決定いたしました。

　このまま降雨の少ない状況が続くと、今後、更なる取水制限の強化が必要となりますので、市民の皆様方にも節水のご協力をお願いいたします。

鏡ダムの現況（令和５年11月1日16時現在）
　貯水位：66.52m
　貯水量：2,614千m3
　貯水率：37.82％（※利水容量貯水率）

鏡川渇水調整協議会
　事務局：高知県土木部河川課
　委　員：鏡ダム管理事務所、四国電力㈱、高知県公営企業局
　　　　　高知市上下水道局、高知市耕地課、朝倉堰運営委員会