公開日 2025年06月17日
-
行事名
マダニが媒介する感染症に注意してください -
日時
2025年6月17日 -
場所
-
知事の出席
無 -
副知事の出席
無 -
取材ポイント
県内で、マダニが媒介する感染症である重症熱性血小板減少症候群(SFTS)や日本紅斑熱の発生が増加しており、特にSFTSは令和7年6月16日現在で8例と過去最多であった平成26年の年間11例を超えるペースで患者が発生しています。(※SFTSは、平成25年3月4日より届出開始) SFTSや日本紅斑熱の予防では、野外でのマダニ対策や、野生動物との接触への注意が必要ですので、県民の皆様に対して注意喚起します。
-
内容
(1)発生状況 【高知県内(令和7年6月16日現在)】 発生年 R2年 R3年 R4年 R5年 R6年 R7年 SFTS 6 4 8 10 10 8 日本紅斑熱 23 16 12 16 9 13 【全国(令和7年6月1日現在)】 発生年 R2年 R3年 R4年 R5年 R6年 R7年 SFTS 78 110 118 134 122 56 日本紅斑熱 422 490 457 500 523 139 (2)感染経路等 ①感染経路 ・多くの場合、病原体を保有しているマダニに咬まれることで感染します。 “マダニは野外に生息する大型のダニ(体長1~10mm)で、屋内に生息するダニ(コナダニ類など)はこの疾患とは関係がありません。” ・インフルエンザのように容易に人から人へ感染して広がるものではありません。 ・また、SFTSに感染し、発症している野生動物やネコ・イヌなどの動物の血液からSFTSウイルスが検出されています。このことより、ウイルスに感染している動物の血液などの体液に直接触れた場合、SFTSウイルスに感染することも否定できません。 ②症状 ■SFTS ・マダニに咬まれてから6日から2週間程度の潜伏期間を経て、主に発熱、消化器症状(嘔気、嘔吐、腹痛、下痢、下血)が出現。時に腹痛、筋肉痛、神経症状(意識障害、けいれん、昏睡)、リンパ節腫脹、出血症状(紫斑、下血)を起こし、致命率は約30%との報告もあります。 ■日本紅斑熱 ・マダニに咬まれてから2日から8日程度の潜伏期間を経て、主に頭痛、発熱、倦怠感が出現し、死に至る場合もあります。 (3)その他 ①感染予防方法 SFTSや日本紅斑熱は、主にマダニに咬まれることにより感染するため、野外でマダニに咬まれないようにすることが重要です。 農作業や庭仕事、レジャーなど野外で活動する際には、次のことに気をつけてください。 ・長袖、長ズボンなどを着用して皮膚の露出を避け、すそをズボンや長靴の中に入れ込んでダニの付着を防ぐ。 ・肌が出る部分には防虫スプレーを噴霧する。(説明書の注意書きに沿って使用してください) ・作業後は、服や体をはたき、ダニに刺されていないかを確認し、付着したダニを落として衣類は洗濯する。 ・吸血中のマダニを見つけた場合は、できるだけ医療機関で処置する。 ・マダニに咬まれた後に、発熱等の症状があった場合は、医療機関を受診する。 動物からのSFTSウイルスの感染予防として次のことに気をつけてください。 ・SFTS以外の感染症に対する予防の観点からも、動物を飼育している場合、過剰な触れ合い(口移しでエサを与えたりするなど)は控える。 ・動物に触ったら必ず手洗いをする。 ・野生動物は、どのような病原体を保有しているか分からないため、野生動物との接触は避ける。 ②相談窓口 ダニに関することや、ダニによる感染症に関することは、最寄りの県福祉保健所または高知市保健所へご相談ください。 安芸福祉保健所:0887-34-3177 中央東福祉保健所:0887-53-0297 中央西福祉保健所:0889-22-1249 須崎福祉保健所:0889-42-1875 幡多福祉保健所:0880-34-9056 高知市保健所:088-821-6514 ③参考となるホームページ ・厚生労働省ホームページ「重症熱性血小板減少症候群(SFTS)について」 https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000169522.html ・国立健康危機管理研究機構ホームページ「重症熱性血小板減少症候群(SFTS)」 https://id-info.jihs.go.jp/diseases/sa/sfts/010/sfts.html ・国立健康危機管理研究機構ホームページ「日本紅斑熱」 https://id-info.jihs.go.jp/diseases/ta/jsf/010/jsf-intro.html
-
お問い合わせ
担当課:健康対策課 係・担当者:濱田、今井 電話:088-823-9677 E-Mail:130401@ken.pref.kochi.lg.jp