公開日 2025年06月26日
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行事名
百日咳の感染が拡大しています -
日時
2025年6月26日 -
場所
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知事の出席
無 -
副知事の出席
無 -
取材ポイント
高知県感染症発生動向調査における令和7年の百日咳の届出が6月26日時点で808例(過去最多は平成30年の173例)となり、第25週(令和7年6月16日~22日)には一週間で104例の届出がなされるなど県内での感染が拡大しています。また、第24週(令和7年6月9日~15日)時点での人口10万人あたりの届出数は99.2例と全国でも最多となっています。 百日咳は小児の感染が多く、乳児(特に新生児や乳児期早期)では重症になり、肺炎、脳症を合併し、まれに死に至る危険性があることから定期接種の対象となる生後2か月以降の乳児への早期の予防接種を勧奨します。 また、感染力も強いため保育園や学校等での集団発生や家庭内感染等により、さらに感染が拡大する可能性があるため、県民のみなさまに対して百日咳の予防等について注意喚起を行います。
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内容
1 全国及び高知県内の発生状況 R2 R3 R4 R5 R6 R7(※) 全国 2932 746 499 1009 4054 31966 高知県 35 3 9 7 5 808 ※ 全国は令和7年6月15日現在、高知県は令和7年6月26日12時現在 2 百日咳について 百日咳は、百日咳菌に感染することで発症し、症状等は以下のとおりです。 ●感染経路 咳やくしゃみ等による飛沫感染、接触感染 ●潜伏期間 通常、7日~10日程度 ●症状 カタル期(約2週間持続):かぜ症状で始まり、次第に咳の回数が増えて程度も激しくなります。 痙咳期(約2~3週間持続):次第に特徴ある発作性けいれん性の咳(痙咳)となります。夜間の発作が多いですが、年齢が小さいほど症状は多様で、乳児期早期では特徴的な咳がなく、単に息を止めているような無呼吸発作からチアノーゼ(顔色や唇の色や爪の色が紫色に見えること)、けいれん、呼吸停止と進展することがあります。合併症としては肺炎や脳症などもあり特に乳児では注意が必要です。 回復期(約2~3週後~):激しい発作は次第に減衰し、2~3週間で認められなくなります。成人の百日咳では咳が長期にわたって持続しますが、典型的な発作性の咳を示すことはなく、やがて回復に向かいます。全経過で約2~3カ月で回復します。 3 予防対策と注意事項 ●かからないために ①こまめに手洗いやうがいをしましょう。 ②でかけるときは、なるべく人ごみを避けましょう。 ●医療機関を受診する時の注意点 受診する際には、必ずマスクを着用しましょう。 4 百日咳ワクチンについて 百日咳のワクチンは、「5種混合ワクチン」として定期接種が行われており、対象者は以下のとおりですので、対象となっている方はワクチン接種をご検討ください。 ●初回接種:生後2か月から生後90か月に至るまでの方で、20日以上の間隔をおいて3回接種しますが、できるだけ早期の接種を勧奨します。 ●追加接種:初回接種終了後6か月以上の間隔をおいて1回接種します。 5 その他 ●厚生労働省ホームページ(百日せきの概要) https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/kenkou/kekkaku-kansenshou/yobou-sesshu/vaccine/dpt-ipv-hib/index.html ●国立健康危機管理研究機構ホームページ「百日咳」 https://id-info.jihs.go.jp/diseases/ha/pertussis/010/index.html ●高知県衛生環境研究所(感染症情報2025(週報・月報)) https://www.pref.kochi.lg.jp/doc/2025011000151/
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お問い合わせ
所 属:高知県健康政策部健康対策課 担当者:濱田、今井 TEL:088-823-9677