地域で力を合わせちょき
防災活動のための組織づくりは形にこだわらず、地域の実情に合わせた活動しやすい組織づくりが重要です。
大災害が発生した場合、電話の不通や道路の分断などで消防救助隊などの到着が大幅に遅れることが予想されます。そんなとき、家族や近所の救助活動が最も効果を発揮します。
津波の被害を軽減するためには、海岸の津波防波堤工事なども重要です。しかし、それらの工事だけで津波の被害を防ぐことはできません。想定外も想定し、命を守るためにはまず逃げることです。
“普段やっていないことは、その時には絶対できない。”
地域で策定した津波避難計画を、実際に避難訓練で試してみましょう。もっと高いところへの避難路を整備する必要はないか、避難に必要な時間は計画通りかなどといったことを確認しましょう。うまくいかない場合は、計画の修正をしましょう。