公開日 2023年09月15日
新型コロナウイルスワクチンの接種については、予防接種法(昭和23年法律第68号)附則第7条第1項の規定に基づき、厚生労働大臣の指示のもと、市町村において実施することとなっています。
接種が受けられる時期
接種を行う期間は、令和6年3月31日までの予定です。
接種の対象
新型コロナワクチンの小児接種の対象は、原則、日本国内に住民登録のある5~11歳の方です。
(国籍は問いません)
○特に接種をお勧めする方
慢性呼吸器疾患、先天性心疾患等、重症化リスクの高い基礎疾患(※)を有する方
接種に当たっては、あらかじめかかりつけ医等と、よく相談してください。
(※)日本小児科学会では、新型コロナウイルス感染症の重症化リスクが高い疾患を一覧等を公表しています。
詳しくは、下記をご確認ください。
新型コロナワクチン接種に関する、小児の基礎疾患の考え方および接種にあたり考慮すべき小児の基礎疾患等
接種するワクチンと接種間隔・対象年齢・回数
初回接種(1回目・2回目接種)について
5歳~11歳のお子さまは、合計2回接種して、初回接種が完了します。
使用するワクチンについて
令和5年9月20日以降は、オミクロン株(XBB.1.5)に対応したワクチンを使用します。
ワクチンの種類 | 1回目と2回目の接種間隔 | 対象年齢 |
ファイザー社の小児用 | 通常、3週間(※1) | 1回目の接種日に5~11歳 |
モデルナ社の小児用 | 通常、3週間(※1) | 1回目の接種日に6~11歳 |
(※1)1回目と2回目の接種間隔は、通常、3週間を空けてください。
1回目の接種から間隔が3週間を超えた場合、1回目から受け直す必要はありません。
できるだけ速やかに2回目の接種を受けていただくことをお勧めします。
(※2)初回接種については、1回目の接種日の年齢に基づいて判断します。
1回目の接種日に11歳だったお子様が、2回目の接種日までに12歳の誕生日を迎えた場合、
2回目の接種にも1回目と同じ小児用ワクチンを使用します。
追加接種について
令和5年秋開始接種について
※令和5年春開始接種及び一部の方を対象に延長されていた令和4年秋開始接種は、令和5年9月19日で終了します。
(これまでの追加接種については、厚労省ホームページの「5~11歳の子供への接種(小児接種)についてのお知らせ」をご覧ください。
令和5年秋開始接種 | |
接種期間 | 令和5年9月20日から令和6年3月31日まで |
対象者 | 初回接種(1回目・2回目(※3))を完了している、5~11歳の方。 これまでの追加接種の有無は問いません。 |
接種間隔 | 前回の接種後3か月以上 |
ワクチン |
オミクロン株XBB.1.5対応1価ワクチン |
接種回数 | 1回 |
(※3)乳幼児(生後6か月~4歳)接種での初回接種は、3回で1セットです。3回目の接種時までに5歳の誕生日を迎えた場合、まずは乳幼児ワクチンでの初回接種を完了していただきます。
他のワクチンとの接種間隔
・インフルエンザワクチンは、新型コロナワクチンと同じ日に接種を受けることができます。
・前後に他の予防接種を行う場合、原則として新型コロナワクチン接種と13日以上の間隔を空けてください。
接種を受ける際の費用
全額公費で接種を行うため、無料で接種できます。
接種が受けられる時期
○原則として、住民票所在地の市町村(住所地)の医療機関や接種会場で接種を受けていただきます。
○県内では広域で接種体制を構築している場合もあるため、詳細はお住まいの市町村へお問い合わせください。
○医療機関や接種会場を探すには、各市町村のホームページや広報などをご確認ください。
【各市町村ホームページ一覧】
高知市 | 室戸市 | 安芸市 | 南国市 | 土佐市 | 須崎市 |
宿毛市 | 土佐清水市 | 四万十市 | 香南市 | 香美市 | 芸西村 |
本山町 | 大豊町 | 土佐町 | いの町 | 中土佐町 | 越知町 |
津野町 | 四万十町 | 大月町 | 中芸広域連合 |
※なお、以下の方は住所地外接種の手続きは不要です。
(1)入院・入所中の医療機関や施設でワクチン接種を受ける方
(2)基礎疾患で治療中の医療機関でワクチン接種を受ける方
(3)副反応のリスクが高い等のため、医師の判断により、体制の整った医療機関での接種が必要な方
(4)市町村外の医療機関からの往診により、在宅でワクチン接種を受ける方
(5)災害による被害のあった方
接種を受けるための手続き
以下のような方法で接種を受けることになります。
手続きは、保護者(親権者又は後見人)の方とご本人(お子様)とご一緒に行ってください。
(1)接種の時期より前に、市町村から「接種券」と「新型コロナワクチン接種のお知らせ」が届きます。
(2)ワクチンを受けることができる医療機関や接種会場をお探しください。
(3)電話やインターネットで予約をしてください。
接種当日のご注意
○予診・接種に同席ができる保護者(親権者又は後見人)の同伴が必要です。
※保護者が特段の理由で同伴することができない場合は、
お子様の健康状態を普段から熟知する親族等で適切な方が、保護者から委任を受けて同伴することが可能です。
○当日は、すぐに肩を出せる服装できてください。
○37.5度以上の発熱や、体調不良の場合は、ワクチン接種を受けられません。
予約先にお電話で取消のご連絡をお願いいたします。
接種後のご注意
○ワクチンを受けた後は15分以上、接種会場で様子をみてください。
○接種を受けた日は、激しい運動は控えてください。
入浴は可能ですが、注射した部分は強くこすらないようにしてください。
○接種後、体内で新型コロナウイルスに対する免疫ができる過程で、様々な症状が現れることがあります。
大部分は12歳以上のワクチン接種後のものと同様に、数日以内に回復していきますが、
おうちの方が様子を観察し、症状に合わせた対応をとってください。
○ワクチンを接種をした後も、マスクの着用など、感染予防対策の継続をお願いします。
接種後の注意点や副反応について詳しくは、以下をご参照ください。
接種後の注意点(5~11歳のお子様と保護者用)[PDF:1MB](厚生労働省)
接種を受ける際の同意
新型コロナワクチンの接種は国民の皆さまに受けていただくようお勧めしていますが、接種を受けることは強制ではありません。
予防接種の効果と副反応のリスクの双方についてしっかり情報提供が行われたうえで、
接種を受ける方の同意がある場合に限り、自らの意思で接種を受けていただいています。
ただし、16歳未満の方の場合は、原則、保護者(親権者又は後見人)の同伴と予診票への保護者の署名が必要となり、
保護者の同意なく接種が行われることはありません。署名がなければワクチンの接種は受けられません。
幼稚園・学校や周りの方などに接種を強制したり、接種を受けていない人に差別的な扱いをすることのないようお願いします。
⇒ 学校等におけるいじめ・嫌がらせなどに関する相談窓口は「子どものSOS相談窓口」
⇒ いじめ・嫌がらせなどについての人権相談に関する窓口はこちら(電話やメールで相談を受け付けています。)
⇒ ワクチン接種を受けていない人に対する偏見・差別事例に関するQ&A(一般の方向け)はこちら
参考となる資料・ホームページ
【厚生労働省】
・新型コロナワクチン接種についてのお知らせ(5~11歳のお子様と保護者の方へ)[PDF:4MB]
【公益財団法人 日本小児科学会】
・小児におけるインフルエンザと新型コロナウイルス感染症の同時流行に備えて~お子様の保護者の皆様へ~
この記事に関するお問い合わせ
所在地: | 〒780-8570 高知県高知市丸ノ内1丁目2番20号 | |
電話: | がん・企画担当 | 088-823-9674 |
難病担当 | 088-823-9678 088-823-9684 |
|
感染症担当 | 088-823-9677 | |
新興感染症担当 | 088-823-9092 | |
ファックス: | 088-873-9941 | |
メール: | 130401@ken.pref.kochi.lg.jp |
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