防波堤の概要

防波堤の平面

　防波堤は延長が100mあり、1函20ｍのケーソンを5函設置する構造となっています。図面は赤色がケーソン、青色が根固方塊、緑色が被覆ブロック、紫色が基礎捨石を示しています。

 

 

防波堤の縦断

 

 

　防波堤は高さが11mのケーソン（標準函）4函と、高さが12mのケーソン（堤頭函）1函の計5函から構成されています。

 

 

防波堤の標準断面

 

 

　防波堤の構造は、基礎捨石のマウンドの上にケーソンを設置し、その周辺を根固方塊、被覆ブロックで覆ったものとなっています。基礎捨石は50kgから500kgのものと、2tのものを使用します。根固方塊は1号（重量63.0t）、2号（重量64.0t）、3号（重量61.7t）、4号（重量34.4t）の4タイプを使用します。被覆ブロックは40t型、75t型、75t型（重コン）の3タイプを使用します。重コンとは重量コンクリート（単位体積重量2.55t以上）を使用して製作したブロックを表しています。