須崎港港湾計画の概要

公開日 2009年04月22日

港湾計画の方針

 須崎港は、土佐湾のほぼ中央に位置し、須崎市をはじめ1市4町4村からなる高幡(こうばん)広域生活圏を背後地域とする高知県の中核港湾として発展し、昭和40年3月に重要港湾に指定されている。
 本港は現在、石灰石、セメント等の臨海部立地企業の生産活動を支え、高知県全体の港湾取扱貨物量の約半分を占める県下最大の貿易港として大きな役割を果たしており、平成8年の港湾取扱貨物量は外貿423万トン、内貿1,391トンに達している。
 また、近年、四国横断自動車道等の広域交通体系の整備を背景として、高知中央、幡多広域生活圏との連携により、瀬戸内地域との結びつきを強め、一体的な発展を実現していく「高幡広域生活圏」を背後地域とする流通湾港として、産業の拡充・振興や他の交通体系の整備に伴った湾港機能の充実が望まれている。
 一方、本港は、リアス式海岸に開けた天然の良港であるがゆえに、その地理的・地形的条件が時として短所ともなり、外洋からの津波に対して極めて弱く、過去幾たびも津波による被害を蒙り、近年では昭和21年の南海沖地震津波、昭和35年のチリ地震津波により甚大な被害を受けている。このため市民の尊い生命と貴重な財産を守ることはもとより。このことが地域経済の発展に大きな障害となっていることなどから、湾港地区の恒久的な津波対策である防波堤の早期完成が切望されている。
 須崎港は今後も、石灰石の輸出港として、またセメントの積出港として、さらにはニュージーランドからの原木輸入とその加工を行う木材港として、物流と防災機能を併せ持つ拠点港湾としてその役割を果たしていくことにより、地域の均衡ある発展に寄与することが、強く望まれている。
 このような情勢に対処するため、平成20年代前半を目標年次とし、以下のように港湾計画を定め、港湾計画を改訂するものである。

  1.  高幡広域生活圏の流通拠点として、物流需要の増大や船舶の大型化等に対応するため、外内貿物流機能を強化する。

  2.  港湾における快適で潤いのある環境を創造するため、親水空間の確保を図る。

  3.  大規模地震災害時の緊急避難及び緊急物資輸送等の対策を進める。

  4.  多様な機能が調和し、連携する質の高い港湾空間を形成するため、陸域60haと水域300haからなる港湾空間を以下のように利用する。
    (1)大峰地区及び湾口地区は物流関連・生産ゾーンとする。
    (2)港町地区は物流関連・生産及び緑地レクリエーションゾーンとする。
    (3)大間地区及び浜町地区は船だまり関連ゾーンとする。


計画の詳細

1.公共ふ頭計

主な公共ふ頭施設一覧

地区名

対 象 船 舶

水 深

バース

延 長

摘 要

湾口地区

30,000D/W級

-12m

1

240m

5,000D/W級

-7.5m

1

130m

港町地区

5,000D/W級

-7.5m

1

130m

大峰地区

1,000D/W級

-10m

1

170m

-5m

2

160m


2.水域施設計画

主な水域施設一覧
種類 地区名 対 象 船 舶 水 深 幅 員 面 積 摘 要

湾口地区 60,000D/W級 -16m 230m 湾口航路
港町地区 15,000D/W級 -10m 170~300m 本港航路

湾口地区 -13.5m 7ha
-12m 2ha
-7.5m 2ha
港町地区 -7.5m 1ha

3.外かく施設計画

主な外郭施設一覧
地 区 名 名  称 延 長 摘 要
湾口地区 湾口東防波堤 940m
湾口西防波堤 480m

4.小型船だまり計画

主な小型船たまり施設一覧
地 区 名 水  深 面  積 延 長 摘 要
大間地区 -3m 1ha 泊 地
-3m 330m 物揚場

5.土地造成及び土地利用計画

土地造成及び土地利用一覧
地区名\土地利用

ふ頭用地

港湾関連
用 地
交通機能
用 地
緑 地
湾口地区 (4)
4
(5)
8
1 (9)
13
港町地区 (1)
5
(1)
9
2 1 (1)
16
大間地区 (1)
1
2 2 (1)
5
大峰地区 (1)
3
(1)
3
串の浦地区


2


2

合 計 (5)
13
(6)
21
4 1 (11)
39

6.その他

港湾環境整備施設計画 : 緑地 港町地区 1ha

須崎港けい留施設名一覧表

大型けい留施設

主な係留施設一覧
地区名 施設名 管理者 延長(m) エプロン巾(m) 水深(m) 重量トン数 バース数

港町(-10m)岸壁 高知県 185 20 -10 15,000 1
港町(-7.5m)岸壁 高知県 260 20 -7.5 5,000 2
港町(-6m)岸壁 高知県 105 15 -6 3,000 1
港町(-6m)桟橋 高知県 -6 3,000 2
港町(-5.5m)岸壁 高知県 180 15 -5.5 2,000 2
港町(-5m)岸壁 高知県 80 20 -5 1,000 1

大峰(-7.5m)岸壁 高知県 200 -7.5 5,000 1
大峰(-9m)岸壁 高知県 165 20 -9 10,000 1

日鉄ドルフィン(-13.5m) 民 間 -13.5 60,000 1
日鉄ドルフィン(-9.5m) 民 間 -9 10,000 2
日鉄ドルフィン(-7.5m) 民 間 -7.5 5,000 1

大阪ドルフィン(-7.5m) 民 間 -7.5 5,000 1
大阪ドルフィン(-6m) 民 間 -6 3,000 1

小型けい留施設

主な小型係留施設一覧
地区名 施設名称 管理者 延長(m) エプロン巾(m) 水深
浜 町 物揚場(-3m) 高知県 240 6 -3
大 間 物揚場(-4m) 高知県 274 10 -4
物揚場(-3m) 高知県 530 10 -

ケーソン制作ヤード

ケーソン製作ヤード一覧
地区名 施設名称 管理者 延長(m) エプロン巾(m) 水深
串の浦 岸 壁(-6.5m) 140 -6.5
物揚場(-4m) 50 -4

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連絡先

高知県 土木部 港湾・海岸課
住所: 〒780-8570 高知県高知市丸ノ内1丁目2番20号(本庁舎5階東)
電話: 管理担当 088-823-9883
海岸管理調整担当 088-823-9886
計画担当 088-823-9885
港湾建設担当 088-823-9884
海岸建設担当 088-823-9886
津波対策担当 088-823-9887
ファックス: 088-823-9657
メール: 175001@ken.pref.kochi.lg.jp