公開日 2019年12月04日
1 県民の皆様へ
(1)家きん(採卵鶏、ブロイラーなど)における発生状況
詳しくは「農林水産省ホームページ(鳥インフルエンザに関する情報)」へ
■現在、国内における発生は確認されていません。
■韓国等における鳥インフルエンザの発生について
◆2017年(平成29年)11月以降、韓国の家きん農場において高病原性鳥インフルエンザの発生が確認されています。
◆家きん農家を含む畜産関係者の皆様方におかれましては、引き続き、飼養衛生管理の徹底や早期発見に万全を期していただくようお願いいたします。
詳しくは「農林水産省ホームページ(鳥インフルエンザに関する情報)」へ
■外国に行かれる場合に注意していただきたいこと
・農林水産省は、韓国における口蹄疫の拡大を踏まえて、鳥インフルエンザを含めた動物検疫の強化を進めています。
・地方空港を含め出国エリアや航空機内等における旅客への注意喚起のためのアナウンスを実施しています。
※これから年末年始や旧正月を迎え、海外との人や物の動きが一層激しくなり、国内地方空海港においても海外からのチャーター便などの増加が見込まれることから、農林水産省においては、渡航者や入国者を対象に、動物検疫に係る情報提供、注意喚起等を強化し、引き続き、水際検疫を徹底することとしています。
【具体的なアナウンスの内容(抜粋)】
◆発生国からの肉製品の持ち込みは禁止されていること
◆海外では、家畜を飼っている農場などへの立入は極力避けていただきたいこと
◆帰国時には、靴底消毒を受けていただきたいこと
◆やむを得ず海外で農場など畜産関連の施設に立ち寄ったり、ゴルフシューズなど土の付いた靴などを持っている人は、動物検疫所のカウンターに寄っていただきたいこと
詳しくは「農林水産省ホームページ(空海港における水際検疫の強化について)」へ
詳しくは「動物検疫所ホームページ(家畜の伝染性疾病の侵入を防止するために から海外へ旅行される方へのお願いから)」へ
(2)野鳥における検出状況
・平成30年10月22日に千葉県で採取された野鳥の糞便から、低病原性鳥インフルエンザウイルス(H7亜型)が検出されました。
・平成30年11月21日に愛知県名古屋市で採取された野鳥の糞便から、低病原性鳥インフルエンザウイルス(H7N9)が検出されました。
・平成31年3月14日に農林水産省から鳥取県東伯郡で捕獲された野鳥(生体)から低病原性鳥インフルエンザウイルス(H7N7)が、同県鳥取市で採取された野鳥の糞便から低病原性鳥インフルエンザウイルス(H5N1)が検出されたことについて、情報提供がありました。
詳しくは「農林水産省ホームページ(空海港における水際検疫の強化について)」へ
(3)鳥インフルエンザや家きん卵、家きん肉の安全性について
■鳥インフルエンザのうち、高病原性鳥インフルエンザとは、国際獣疫事務局(OIE)が作成した診断基準(鶏接種試験における病原性の判定)により、高病原性鳥インフルエンザウイルスと判定されたA型インフルエンザウイルスの感染による家きんの疾病 をいいます。
詳しくは「農林水産省ホームページ(鳥インフルエンザとは)」へ
詳しくは「(国)農研機構 動物衛生研究部門 ホームページ(高病原性鳥インフルエンザ)」へ
■家きん卵、家きん肉を食べることにより、鳥インフルエンザウイルスが人に感染することは世界的にも報告されていません。
・鳥インフルエンザは、鶏等の鳥の病気であり、感染鶏の肉や卵が市場に出回ることはありません。
・鶏卵・鶏肉の安全性について、食品安全委員会では、我が国の現状においては、鶏肉や鶏卵を食べることにより、(高病原性)鳥インフルエンザがヒトに感染する可能性はないとの考え方を示しています。
(鶏肉・鶏卵の安全性に関する食品安全委員会の考え方[PDF]、平成26年4月24日更新)[PDF:128KB]
(4)愛玩鶏、学校で飼育されている鳥について
■国内で鳥インフルエンザが発生したからといって、直ちに家庭等で飼育している鳥が感染するということはありません。
・清潔な状態で飼育し、ウイルスを運んでくる可能性がある野鳥が近くに来ないようにしてください。
・鳥の排せつ物に触れた後には、手洗いとうがいをしていただければ、心配する必要はありません。
・飼育中の鳥を野山に放したり、処分するようなことはせず、冷静に対応下さいますようお願いいたします。
・飼養する鳥が、原因がわからないまま連続して死亡するなどの異常があれば、すぐに最寄りの家畜保健衛生所に連絡しましょう。
(5)死亡野鳥について
■鳥獣対策課ホームページをご覧ください。
2 現在の高知県の取組(平成30年度)
■畜産農家等への情報提供、注意喚起
(1)文書通知
通知順番 | 文書日付 | 通知内容 |
1 | 平成30年9月14日 | 平成30年度における高病原性鳥インフルエンザ等の防疫対策の強化について |
2 | 平成30年10月23日 | 千葉県で採取された野鳥の糞便から低病原性鳥インフルエンザウイルスが検出された事例に伴う防疫対策の再徹底について |
3 | 平成30年12月13日 | 愛知県で採取された野鳥の糞便から低病原性鳥インフルエンザウイルスが検出された事例に伴う防疫対策の再徹底について |
4 | 平成30年12月26日 | 豚コレラ、アフリカ豚コレラ及び鳥インフルエンザに係る飼養衛生管理基準の再徹底について |
■畜産農家への指導・検査等
・飼養衛生管理(清掃、消毒、野鳥の侵入防止、部外者の立入制限など)の実施状況の確認や指導
・異常な家きんを発見した場合の早期通報の徹底
・飼養家きんの鳥インフルエンザウイルス感染状況のモニタリング(抗体検査やウイルス分離)の実施
3 畜産農家の皆様へ
■家きん飼養者の皆様へ
・国内の家きんで高病原性鳥インフルエンザが発生しています。本病に対する厳重な警戒をお願いします。予防対策として、特に以下の点の点検・確認をお願いします。
(点検・確認事項)
1.野鳥、ねずみなどの野生動物対策として、
・ 野鳥などの野生動物の家きん舎への侵入を防止することができる防鳥ネットなどの設置とその破損
・ 家きん舎の壁面の破損や、家きん舎の屋根と壁の隙間
など、小型の野生動物が家きん舎の外部から侵入しうる経路がないか、家きん舎の内部及び外部から改めて詳細に緊急点検して下さい。十分でない場合には修繕などを行って下さい。
2.家きん舎に入る場合には、ウイルスを持ち込まないよう、衣服や靴の交換や十分な消毒を行って下さい。
3.家きん舎が、
・ 池などの野鳥生息地の近くにある場合
・ 野生動物の生息しやすい環境にある場合
には、上記対策を定期的に点検・確認して下さい。
4.これまで以上に念入りに、飼養家きんの毎日の健康観察を行って下さい。死亡家きんが増えた、元気消失といった家きんが増えたなどといった異状を見つけた場合には、直ちに最寄りの家畜保健衛生所に連絡して下さい。
■外国に行かれる場合に注意していただきたいこと
・鳥インフルエンザ等が発生している国への渡航は可能な限り自粛してください。
・やむを得ずこれらの国に渡航した場合には、帰国の際に到着した空海港の動物検疫所のカウンターに必ず立ち寄り、指導を受けてください。
■飼養衛生管理の徹底(清掃、消毒、野鳥の侵入防止、部外者の立入制限など)をお願いします。
これまでも鳥インフルエンザに対する防疫対策の強化についてお願いしているところですが、国内での事例を踏まえ、これらの対策を強化していただきますようお願いします。
・防鳥ネットや金網などの整備により、野鳥などの鶏舎への侵入を防止しましょう。
・また、防鳥ネットに破れがないかなど、野鳥などの侵入防止対策を点検しましょう。
・鶏舎周囲に、穀類や生ゴミなどの野生動物をおびきよせるものを置かず、清潔を保ちましょう。
・鶏舎などの出入りの際は、長靴や車両の洗浄・消毒を十分に行いましょう。また、踏み込み消毒槽の設置も効果的です。
・関係者以外の農場への立ち入りを制限しましょう。
・鳥インフルエンザが発生している地域(国内外)への農場視察等は当面の間控えて下さい。
■飼養する家きんの異常に気がついたら、すぐに最寄りの家畜保健衛生所に連絡しましょう。
・家きんの状態をよく観察してください。
・飼養する家きんの異常に気がついたら、すぐに最寄りの家畜保健衛生所に連絡しましょう。
家畜保健衛生所名 | 住所 | 電話番号 |
---|---|---|
中央家畜保健衛生所 | 土佐市高岡町乙3229 | 088-852-7730 |
田野支所 | 安芸郡田野町903-8 | 0887-38-2543 |
香長支所 | 香美市土佐山田町加茂777 | 0887-52-3069 |
嶺北支所 | 土佐郡土佐町田井1370-7 | 0887-82-0054 |
西部家畜保健衛生所 | 四万十市具同相の沢5208 | 0880-37-2148 |
高南支所 | 高岡郡四万十町榊山町2-12 | 0880-22-1124 |
檮原支所 | 高岡郡梼原町檮原1629 | 0889-65-0392 |
4 過去の高知県の取組
【高知県の取組(平成29年度)】
【高知県の取組(平成28年度)】
【高知県の取組(平成27年度)】
【高知県の取組(平成26年度)】
【高知県の取組(平成25年度)】
【高知県の取組(平成24年度)】
【高知県の取組(平成23年度)】
【高知県の取組(平成22年度)】
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電話: | 総務担当 | 088-821-4551 |
酪肉振興担当 | 088-821-4810 | |
経営流通担当 | 088-821-4522 | |
衛生環境担当 | 088-821-4553 | |
食肉センター整備準備室 | 088-821-4565 | |
ファックス: | 088-821-4578 | |
メール: | 160901@ken.pref.kochi.lg.jp |
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