（１）背景
〇本県では、高知県人材育成基本方針等に基づき、組織全体として計画的な人材育成に取り組んでいます。
〇上記方針の策定（平成10年11月）以降、各種の新たなリスクの顕在化やデジタル社会の進展等、人材育成を取り巻く社会環境は大きく変化しています。

（２）課題等
〇昨今、本県における年齢別職員構成の変化が顕著です（比較的若い職員が増加。一方、チーフ級職員は減少等）。
〇そのような中、新規採用職員（以下「新採」という。）から「上司等にちょっとした相談がしづらい」といった声も聞かれます。
〇また、コロナ影響下で特に若手職員は同期等との交流機会が減少しています。
〇これらの状況等を考慮して、若手職員が安心感を持って業務に取り組み、能力を最大限発揮できる環境を整えることを目的に、メンター制度の導入の検討や若手職員間の交流機会の拡充等に取り組んできました。

（３）メンター制度の概要
令和６年４月から、新たにメンター制度を導入・運用いたします。詳細は次のとおりです。
〇目　的：新採の速やかな職場への適応及び早期の育成、メンターの人材育成力向上並びに職場全体における新採育成への意識醸成を図ること。
〇通　称：制度の趣旨等が職員に伝わりやすい言葉とするために、メンターの通称を「新採サポーター」とする。
〇対　象：知事部局に配属された新採に対して新採サポーターを配置する。
〇その他：新採サポーターの指名要件等については、添付「高知県新規採用職員メンター制度実施要領」参照。
〇補　足：現状では、新採職場指導者が業務上の指導等を実施。この枠組みに良き相談役となるメンターを追加。

（４）若手職員間の交流機会の拡充等
令和５年５月から、新たに総務部では若手職員意見交換会を開催しています。次回の開催は次のとおりです。
〇日　時：12月７日（木）,８日（金）15:00～17:10
　　　　※個別取材可。各日20人程度が出席予定。
〇会　場：高知県職員能力開発センター３階研修室（高知市丸ノ内２-１-19）
　　　　※駐車不可。
〇内　容：総務部の若手職員が県政全般に関する知識の習得及び親睦等のために意見交換を行う。
　　　　※司会は総務部人事課の職員。詳細については、添付「次第（第３回意見交換会）」参照。