令和2年3月1日 新型コロナウイルス感染症に関する県・高知市合同記者会見

公開日 2020年05月26日

令和2年3月1日 新型コロナウイルス感染症に関する県・高知市合同記者会見

(司会)
 ただ今から、新型コロナウイルス感染症に関する県・高知市合同記者会見を開催いたします。会見を始めます前に、2点ご連絡事項がございます。まず1点目です。事実関係などで改めてのご確認等がございましたら、会見終了後、引き続きこの場で事務方が対応をさせていただくことにしております。進行へのご協力をよろしくお願いします。2点目です。説明者が発言する際には、聴覚障害者の方々などに口の動きの見やすさという観点から、発言時にはマスクの取り外しをさせていただきますので、ご了承いただきますよう、よろしくお願いいたします。
 それでは、まず知事から患者に関する情報を説明させていただきます。

(知事)
 それでは、お手元に資料をお配りしておりますけども、新型コロナウイルス感染症患者の発生について、高知県内第2例目の発生がございましたのでご報告をいたします。
 患者さんは60代の女性。昨日判明をしました女性の看護師さんのお母様であります。高知市に居住をされておられまして、お仕事としては、不定期で受け付けの仕事をされているということでございます。症状・経過でございますけども、2月25日から咳、倦怠感が出現をした。そして、同居をします娘さんが29日に新型コロナウイルス感染症であると診断がされて、県内第1例となったわけでございまして、このために濃厚接触者といたしまして、帰国者・接触者外来、これは高知医療センターになりますが、こちらを受診をしていただいて、CTの検査で軽度の肺炎が認められたということでございますので、感染症の指定医療機関、これも高知医療センターになりますが、の感染症病床に入院をされたという経緯をたどっています。
 そして、本日採取をされました検体で検査をいたしましたところ、本日の午後6時半に陽性であるということが判明したという次第でございまして、このことによりまして、医師から新型コロナウイルス感染症であるという診断が下されたという経緯をたどっております。
 県内で2例目の事例が確認されたということでございまして、それ自身、大変残念なことでございますけども、ただ、昨日こうした状況であるということは、皆さまにご報告をしておりました。その意味である程度は想定をされた、あるいは覚悟をした事態ではあるとは言えると思います。県といたしましては、引き続き、これ以上感染が拡大をしないように予防するために、全力で取り組んでまいりたいと思います。
 県民の皆さまにも、昨日もお願いいたしましたけれども、手洗いですとか咳エチケットといいました基本的な感染予防の取り組み、あるいは多数の方々と長時間会話が続くような場所に、できる限り行かないといったこと。こういったことを中心に、この感染症の感染拡大の予防に対しまして、ご理解またご協力いただきますよう重ねてお願い申し上げまして、私からのご報告とさせていただきます。

(司会)
 続きまして、高知市長から高知市における対応等の説明がございます。

(市長)
 では、私の方から、昨日に引き続きまして、それぞれ判明したことをご報告をさせていただきたいと思います。
 詳細につきましては、高知市の保健所長から後ほど、補足で説明をさせていただきます。
 まず、いわゆる濃厚接触者ですけれども、昨日病院名を中内整形外科クリニックということで発表させていただきました。土曜日に第1例目が発症いたしましたので、高知市の保健所の方から、土曜日診療の予定の病院でしたので、朝一番で病院へ行っていただきまして、本日含めまして、しばらく休診ということをお願い申し上げまして、中内整形外科クリニックの理事長様、院長様にご了解いただきまして、すぐ休診の状態に入っていただいております。また、そのペーパーにも少しありますけれども、中内整形外科クリニックで、この看護師さんと軽微な接触のあった方につきましては、病院の方でリスト化をしていただきまして、154名の方々に2週間の健康チェックを依頼をしておりまして、病院の皆さま方が非常に協力的に、それぞれ我々のさまざまな事情聴取に応じていただいておりますので、その点を深く感謝を申し上げたいと思います。濃厚接触者15名のそれぞれの調査状況につきましては、保健所の所長の方から、もう少し詳細にご報告を申し上げます。
 今一番大事なのは、例えば北海道のようなクラスターをそれぞれ形成をせずに、それを封じ込めるというのが、多分、今一番大事な時期であるという認識を持っております。それぞれ追跡調査をしまして、接触のあった方、特に濃厚接触者の方々に症状が出ていないかどうかを含めて追跡調査をしっかり行って、クラスターを出さない。クラスターが出ますと、また感染が広がっていきますので、それが一番大事な時期だというふうに思っています。
 なお、詳細につきましては、保健所長の方からもう少し詳しく報告を申し上げます。

(市健康推進担当理事)
 それでは、第1例に関する追加情報を申し上げます。
 まず、濃厚接触者15名の方について、この15名の方は昨日お知らせしましたように、第1例目の職場の同僚の方でございます。高知市内の職場の同僚の方11人おりますが、本日、健康状態を確認し、全員異常がないということを聞き取りをしております。高知市以外の職場の同僚4人に関しましては、健康状態を確認し、1人症状があるため3月2日、明日検査を予定しております。他の3人は異常ありません。
 「2.新たに濃厚接触とした方」について、昨日は調査中ということでご報告いたしましたが、昨日のうちに、第一例目患者の有症状期間に別居の家族、弟が1人、2月14日に最終接触があったということが分かりました。そのため、弟さんに連絡を取り、2月29日、それから本日、症状がないということを確認して、健康観察は終了となっております。
 また、高知市内の友人の方1人、2月14日に接触があった方が濃厚接触者の定義に当てはまると考え状況を確認したところ、症状があるということがわかりましたので、本日検体を採取し、3月2日、明日検査予定です。また、2月15、16日、大阪の方で接触があった方について調査をいたしますと、高知県外の友人といたしますが、高知県外の友人4人が濃厚接触者に当たると判断いたしました。4人とも高知市保健所から連絡が取れ、まず、ご本人には地元の保健所に相談するように依頼しました。また、4人の自治体には連絡を試みまして、二つの自治体とは連絡が取れております。
 続きまして、「(3)その他の状況」ですが、昨日お話した患者がかかりましたA医療機関で、患者の診察の状況とか確認しましたが、医療スタッフはマスク等の保護具をきちんと付けていることが分かりまして、濃厚接触者には当たらないということを確かめました。しかし、軽微な接触があって医療従事者ということで、医療従事者の7人の方につきましては、2週間の健康チェックを依頼いたしました。
 また、中内整形外科クリニックで軽微の接触のあった154名の方々につきましては、中内整形外科クリニックの非常な協力のもと、昨日リストの提出をいただきました。本日、高知市保健所の方から、154名の方に2週間の健康チェックを依頼いたしました。連絡がつかなかった方が59名おりましたので、その59名の方には、電話で依頼したと同じ内容の手紙を郵送したところでございます。
 私の方からは以上です。

(司会)
 それでは、各社からの質疑に移ります。質問をされる方は、挙手の上、社名とお名前をおっしゃってから質問をお願いいたします。

(NHK)
 お母さまについてなんですけど、働いていらっしゃる受付事務というのは、どういった施設になるんでしょうか。パブリックな施設なのかどうか。

(市健康推進担当理事)
 それでは、私の方からお答えいたします。職場の状況は1人体制です。それで、受付時には常時マスクを着用しております。また、不規則な勤務、大体週に1日から3日の勤務というふうに聞いております。症状が出現したのは、最後の勤務日の25日の18時ごろなんですが、それ以降、その職場の方に来客はなかったと聞いています。そのため、勤務場所での濃厚接触者に該当する人はないと考え、勤務に関する詳しい情報の提供は差し控えさせていただきます。

(NHK)
 お母さまの容態なんですけれども、今、発熱はあるのかとか、人工呼吸器をつけるほど重症なのかというのを教えてください。

(市健康推進担当理事)
 本日お伺いした状況についてご報告いたします。入院までは36度台の平熱でしたが、入院した翌朝、37.7度に体温が上昇しておりました。しかし、3月1日には36.5度に下がりました。また、入院後、咳が出現し痰も出るようになっております。
 主治医の先生からは、入院時の症状は軽いが、これからコロナウイルス感染症の症状が出現してくる可能性があるというコメントをいただいています。

(NHK)
 基礎疾患等はあるでしょうか。

(市健康推進担当理事)
 娘さんのときにもお話しましたが、コロナウイルスのリスクファクターとされる高血圧、心不全、がんの治療といった症状はございません。

(高知放送)
 第一例に関する追加情報の(1)についてなんですけども、高知市以外の方が4人いらっしゃるということですが、それぞれお住まいの市町村を教えていただけますでしょうか。

(市健康推進担当理事)
 濃厚接触者は、まだ患者ではございませんので、詳しい情報の提供については高知市か高知市外かいうことで、情報を控えさせていただきます。

(高知放送)
 そのうちの一人は検査という話が出たと思うので、そこを教えていただきたいんですけれども。

(市健康推進担当理事)
 結果が出ましたら、1例目、2例目と同じような形でご報告をさせていただきます。

(高知放送)
 症状が現れなかったら言わないということですか。

(市長)
 判断は陽性です。

(高知放送)
 母親の職業の受付事務ということなんですけども、官公庁なのか民間会社なのか、その辺りのところはお願いできますでしょうか。

(市長)
 先ほどパブリックの職場なのかというのが出ましたけども、いわゆる公共の機関の方ではございません。

(高知新聞)
 関連して、先ほど、受付の事務は公共の方ではないということで民間の方。市外の方で1人症状が出て検査を受けているということですけども、この方の症状というのは、どういったものでしょうか。

(市健康推進担当理事)
 濃厚接触者の場合は、発熱もしくは呼吸器症状いずれかに該当すれば、PCR検査ということになります。いずれかの症状ということになります。濃厚接触者の場合には、まだ患者ではございませんので、詳しい情報については、仮にPCR陽性となりましたら、ご報告させていただきますが。

(記者)
 発熱か呼吸器の症状かどちらかということは言えるんじゃないでしょうか。

(市健康推進担当理事)
 発熱か呼吸器か、PCRを回す要件に値するような症状でございます。

(高知新聞)
 発熱、かつではないですか。orですか。あるいは医師の総合的な所見、あるいは肺炎が認められるとか

(市健康推進担当理事)
 要件としては、かつではございません。何らかの症状があれば、PCR検査をするということになっています。

(高知新聞)
 何かひと言と、咳が出てるので医師が総合的な判断をして検査に回したとか、そういう言い方はできないですか。

(市健康推進担当理事)
 濃厚接触者の場合はまだ患者ではございませんので、詳しい情報については、差し控えさせていただきます。

(記者)
 そのロジックは、このご友人の方、2人のうち、お1人に症状があるのでと言いましたけど、これについても同様ですか。

(市健康推進担当理事)
 はい、そうです。今のところ、症状があるということでPCRをする要件に合致したということでございます。

(高知新聞)
 もう一点すみません。お母さまの方ですけれども、例えば、重症とか軽症とかという言い方だと、どういう分類になるんでしょう、現時点で。

(市健康推進担当理事)
 現時点では、入院するときに非常に軽い症状であったというふうに、主治医の先生からコメントをいただいています。熱についても、入院した日は37.7度になりましたが、本日は平熱に落ち着いています。主治医の先生からのコメントは、特に病状について、変化についてはありませんので、入院時と同じような軽症の状態というふうに理解をしております。

(記者)
 これから、症状が悪化する可能性はなきにしもあらずというようなコメントをいただいている、そういう整理でいいですか。

(市健康推進担当理事)
 そうです。主治医の先生からは、そういうコメントをいただいたので、ご紹介いたしました。

(高知新聞)
 分かりました。それともう1点、154人の方のうち、連絡がついた方についてと、手紙でとにかくアプローチしたということですけども、これは手紙郵送した後、もう一回連絡を取る試みというのは、明日以降されるんでしょうか。

(市健康推進担当理事)
 こちらからお伝えした内容については、何月何日まで健康管理に注意をしてください。そして、仮に何かご不安なこと、また、発熱や呼吸器症状等が出現した場合には、高知市保健所の方にご連絡ください。そういったことを電話でお伝えし、書面でも同じ内容を郵送しております。

(高知新聞)
 これは、毎日レポートをしてください、毎日保健所が状態をチェックするという意味のことではない、継続的な保健所のチェックではなくてということでしょうか。

(市健康推進担当理事)
 いま、最初におっしゃられたのが濃厚接触者の健康管理になりますが、今回の中内整形外科クリニックの外来患者につきましては、濃厚接触者に当たらない軽微な接触というふうに考えております。ですが、中内整形外科クリニックということがオープンになりましたので、非常にご不安に思ってらっしゃるということで、保健所の方から健康管理の目安、いつまでしたらいいのか、そういう症状が出たときには、どこに連絡したらいいのかということをきちんとお伝えするために、このような形でご連絡をさせていただきました。

(高知新聞)
 分かりました。15人の方の継続2週間の健康チェック、あるいはA医療機関の医療従事者の方にお願いしている。2週間の健康チェックとは別ということですか。

(市健康推進担当理事)
 濃厚接触者につきましては、国の方からこういうふうな様式をもって、どういうふうなことを調査をして、それから、どんな期間は調査をしなさいという取り決めがあります。この中で書いてあるA医療機関の7人の方、それから、中内整形外科クリニックの軽微の接触があった方については、拘束しないような形の健康チェックをお願いします。ただ、そこで症状が出てきた場合には、やはり確認をすることがご本人にも、私どもにとっても重要なことと考えますので、ご連絡をいただいて、必要と判断したら検査をすることも考慮したいと考えております。

(高知新聞)
 お母さんなんですが、県外へ出たことがあるか。海外渡航歴、武漢の人との接触があるか教えてください。

(市健康推進担当理事)
 まず感染源が誰であるかということから考えると、まず同居して、最初に見つかった娘さんであるということで、感染源を追求するという意味では、まず娘さんがおれば、それほど、他のことは考えなくてもいいのかなというふうに考えております。それでも一応、海外とか、それから明らかなコロナウイルスの疑いのある方との接触の状況を確認いたしましたが、そういったことはございませんでした。

(高知新聞)
 ということは、感染源は娘さんからの可能性が高いと、断言してよろしいでしょうか。

(市健康推進担当理事)
 発病の経過、それから接触状況、それからお母さまの日ごろの行動範囲等を考えると、同居の娘さんから感染をうけたというふうに考えております。

(高知新聞)
 あと、お母さんの職場なんですが、これは高知市内でよろしいでしょうか。

(市健康推進担当理事)
 はい、高知市内でございます。

(高知新聞)
 あと、最初の女性看護師の、高知市内の症状がある友人なんですけど、男性ですか女性ですか。

(市健康推進担当理事)
 同じ答えで申し訳ありませんが、濃厚接触者の場合はPCR陽性と判明いたしましたら、詳しい経過、症状等をご報告いたしますが、PCRが陽性となるまでは、濃厚接触者であるという情報に留めさせていただきたいと思います。

(高知新聞)
 あと、お母さんに濃厚接触者がいないということなんですけど、これは25日より前というのはどうだったかというのは分からないんですけど、感染源が娘さんだということで、それ以前ではないという理解でよろしいでしょうか。

(市健康推進担当理事)
 濃厚接触者の定義としては、発症後に2m以内に近づいたり、リスクがあるような接触のある方ということになります。そうしますと、25日の18時からの発症と考えると、就業期間中には1人の来客もなかったということで、濃厚接触者はいません。1人体制ですのでありません。通勤も公共機関を利用しておりませんので、その点でもリスクはないと考えております。
 また、26日以降は、ほとんど自宅で過ごされていらっしゃいました。外出する際にも常にマスクをされていらっしゃって、外出もごく近所に短時間ということを聞いておりますので、そういったことを総合して濃厚接触者はいなかったというふうに判断しております。

(高知新聞)
 お母さんの方の症状は先ほど教えてもらったんですけど、具体的にどんな治療をしているかを教えていただいて構いませんでしょうか。

(市健康推進担当理事)
 治療方法については、本日主治医の先生から特にコメントはございませんでしたので、一般的な対処療法をしているというふうに理解しております。

(高知新聞)
 具体的には。

(市健康推進担当理事)
 申し訳ありませんが、お母さまの状況につきましては、先ほど申し上げましたように、軽い症状であるということでした。重症でしたら、いろんな薬品の投与のトライアルがあると思いますが、そのような状況ではございませんでしたので、主治医の先生からもコメントはございませんでしたので、保健所の方からは特にその点については、お聞きしておりません。

(高知新聞)
 1例目の看護師さんの今の容態と、今はどんな治療をしているかを教えていただけますか。

(市健康推進担当理事)
 最初の30代の看護師さんですが、3月1日の熱は36度台に下がっております。咳は続いておりますが、倦怠感もなくなり食欲もあるというふうなことなどをお伺いしました。

(高知新聞)
 治療としては、どのような形で。

(市健康推進担当理事)
 この点についても、主治医の先生からは特にコメントはございませんでしたので、非常に軽症ですので、一般的な対処療法をされているというふうに思っております。特にその点はコメントもございませんし、保健所も確認はしておりません。

(高知さんさんテレビ)
 知事と市長にそれぞれお伺いしたいんですが、今回、昨日に続いて第2例目が高知市内ということで合同記者会見という形になったと思うんですけれども、次の3例目以降、これが高知市だった場合、もしくは高知市以外だった場合は、どのような形で県民・市民の皆さんに発表したいというふうにお考えでしょうか。

(知事)
 現時点で会見のやり方を、方針を固めているわけではありませんけれども、高知市以外の場合でありましたら、県の所管の保健所で、今高知市の保健所がやっていただいているような作業をやっていくことになりますので、私以下で対応するということにはなろうと思います。また、具体的にどういう人間が出てきてというところは、これはその状況によって判断をしたいと思っております。

(市長)
 少しだけ説明しますと、高知市は中核市で、高知市としての保健所を持ってますので、高知市の保健所というのは、県の保健所と連携はしてますけど業務からは独立していますので、だから、こういうふうな形で一緒に記者会見をさせていただいております。他の市町村、34のうちの33については県の所管の保健所ですので、市の保健所は高知市しかないので、そういうこともあってこういう形で記者会見をさせてもらってます。

(共同通信)
 濃厚接触者について確認をしたいんですけれども、元々確認されていた方が15人で、新たに確認された方が別居の弟1人と高知市内の友人1人、あと、今回の友人4人で計6人、全部で21人確認がされたということですか。

(市健康推進担当理事)
 そのとおりでございます。

(共同通信)
 そのうち2人が、症状が出ていて明日検査をするということなんでしょうか。

(市健康推進担当理事)
 高知市内の友人と、高知市外の職場の同僚4人のうちの1人が明日検査の予定です。

(朝日新聞)
 濃厚接触者で症状があるお2人は重症か軽症かというのは。

(市健康推進担当理事)
 何度も同じ答えをして恐縮ですが、濃厚接触者につきましては、症状、行動範囲も含めて、PCRが陽性となり、患者となりましたらご報告をさせていただきたいと考えております。

(朝日新聞)
 母親の方なんですけども、ほとんど家で過ごしていたというのは、家以外で、例えば、買い物とかはどうですか。

(市健康推進担当理事)
 買い物につきましては、近所のスーパーマーケットにごく短時間マスクをして2日に1回行かれてると聞いています。その程度でしたら、濃厚接触者はいないというふうに判断しております。

(高知新聞)
 「2.症状・経過」の2月29日の娘さんが診断されて、それ以降の時間帯を教えていただいて構いませんでしょうか。

(市健康推進担当理事)
 2月29日に娘さんと一緒に医療センターの方に行って、入院と同時に検体を取って衛生環境研修所に提出しております。ただ、その検体がウイルス量が少ない可能性があり、判定が難しいということが昨夜分かりましたので、本日改めて午前中に検体を採取いたしました。そして、その結果が先ほど6時半に判明し陽性と分かったため、このご報告となっております。

(高知新聞)
 度々すみません。この帰国者・接触者外来を受診したのは、29日の午後ということになるんでしょうか。何時ごろ。

(市健康推進担当理事)
 29日の11時前後です。どの時点を受診にするというのが難しゅうございまして、医療センターに到着した時点をいうのか、入った時点をいうのか、外来で先生に会った時点をいうのか、ちょっと判断が難しいですが、現場からの報告は11時ぐらいということで報告を聞いております。

(高知新聞)
 午前11時ごろに医療センターに行って、その後診察をしてもらって肺炎が認められたため、そのまま入院ということで構いませんでしょうか。

(市健康推進担当理事)
 はい、そのとおりでございます。

(高知新聞)
 お母さんの通勤というか、25日は帰宅は何でされたのかと、そのときマスク等はされていたのかというのを確認したいのですが。

(市健康推進担当理事)
 25日の通勤も普段と同じように自家用車でされていると聞いております。マスクについては常時されてるというふうに聞いております。例えば、花粉症の方はこの時季、常にマスクをされておられますが、そのような状態でマスクをされていたと聞いております。

(高知新聞)
 あと、娘さんの方なんですが、30代の看護師の方はかなり感染、この方からの感染に近いような症状が出ているんですけども、大阪から帰ってきた高速バス等の時間とか経緯とか、明らかにされないんでしょうか。

(市健康推進担当理事)
 バスのことにつきましては、その後患者からの情報で利用した高速バスの運転について把握できました。しかし、利用されているバス会社から、公表への承諾が本日現在は得られておりませんので、発表を差し控えさせていただきます。また、同乗者のリストの提出については、明日、改めて依頼する予定でおります。

(高知新聞)
 娘さんの濃厚接触者ですけど、14日に会われた方、弟さんであったり友人だったりと
 限られますけども、14日というのは症状は出ていたという理解でよろしいんですか。

(市健康推進担当理事)
 どこを娘さんの初発の症状とするかは、2月13日から咽頭痛がございましたので、これを初発とする考え方もございますし、17日に一旦軽快しておりますので、次に出現した18日を初発とする考え方もあると思います。ですが、対策上はやはり広めに対応するのが妥当と考え、2月13日から症状があって、接触のあった方を調べ、一定以上の接触があった方を濃厚接触者として健康観察等をお願いしております。

(高知新聞)
 大阪での行動のことであるとか、あるいは、娘さんについてなんですけども、ライブハウスでそこに居た関係者、大阪府40代男性のお二方と聞いておるんですけども、その方々の詳しい行動の履歴であるとか、要するに感染経路に関して新しい情報はないかという質問なんですけれども、何かありませんでしょうか。

(市健康推進担当理事)
 今回、初発の30歳代の娘さんを中心とした行動であるとか接触者を聞いております。その接触者の中で、一定時間接触した方々が4人であるというようなことを把握いたしました。また、4人の住所とか氏名とか、最初は分かりませんでしたので、30代の娘さんから連絡を取っていただきまして、電話番号を教えていただきまして、本日、保健所の方から連絡を取ったところでございます。それで、4人には連絡が取れて地元の保健所の方に相談するように依頼いたしました。それから、4人のそれぞれの自治体に連絡を試みて、2自治体とは連絡が済んでおります。またその中の自治体の一つより、やはりPCRをするというふうな連絡を受けております。

(高知新聞)
 連絡が取れた4人の方というのは、連絡が取れた範囲では風邪みたいな症状が出てるという話はあるんでしょうか。

(市健康推進担当理事)
 連絡が取れた方につきましては、取りあえず、地元の保健所もしくは相談電話センターに電話してほしいということをお願いしました。そこで、それぞれの自治体の基準、それぞれの自治体の帰国者・接触者専門外来につなげるかどうかを判断していただけるというふうに考えました。通常は、自治体を経由しての連絡になりますが、なるべく早いうちにそういった相談のルートに乗っていただきたくて、まず最初に患者となりました30代の女性の方から、まず連絡を取っていただいて、それで保健所の方に電話を教えていただいて、その電話に連絡をして、まず地元の保健所、もしくは相談電話に電話するようにお願いしたところでございます。

(高知新聞)
 つまりお話をした中で、この4人の方、どなたか具合が悪くなっているというような情報は今のところない。

(市健康推進担当理事)
 先ほど申し上げましたように、一つの自治体から、そのうちのお一人にPCR検査をするというふうな報告を受けております。

(高知新聞)
 大阪府の方から、3人の方が、30代の女性の方も含めて同じライブハウスにいらっしゃったということが昨日明らかになりまして、男性お二方の、ホームページで公表されている資料を見ると、症状など今日の資料と同じような形での公表がされてましたけども、それ以上の移動の情報であるとか、というようなことというのは、県ないしは、こちらの方は把握はされてるんですか、情報共有であるとか情報の提供であるとか。そういった感染経路を調べる上で、女性はもちろん高知県内で、第1例目の方を中心にお調べになるんでしょうけども、大阪の方の情報を聞いて分かることもあるんじゃないかと思うのですが、その辺りの状況の情報収集をちょっと教えてください。

(県健康対策課長)
 大阪府とは、緊密に連携しながらに情報共有をしておりますが、現時点では、皆さまのご存知の情報以上の情報、そして感染経路何ら新しいものが見つかるにつながるような情報、有用な情報というのはございません。

(市長)
 先ほど、高知市の保健所長が説明申し上げましたが、県外に4名の方々がおられて個別に連絡取ってますので、県域をまたぎますので、今後の情報交換を密にしながら、それぞれ陽性というのが基本になりますけれども、そういう状況があれば、県域をまたいでいろんな情報交換をしていくという現在の状況です。

(高知新聞)
 娘さんの方なんですけれども、現時点で新しい情報がないということであれば、発症の時点がいつかということであるとか、あるいは、この方がライブに行って感染して戻ってきたのか、それとも、それより以前に感染をして、ライブに行ったのかということについての判断というのは今どういう状態、変わりなくどちらとも分からないということなんでしょうか。

(市健康推進担当理事)
 高知市保健所としては、症状を起点といたしますので、13日が初発症状となってる可能性もありますし、逆に17日に一旦軽快しておりますので、次に出てきた18日が初発症状である可能性もあります。症状だけではどちらの可能性もありますので、先ほど言われたように、大阪の感染が主たるものかというのは、今のところでは分かりません。
 ただ、対策上は広く対応を取っていくというのが基本になりますので、13日の症状から接触のあった方を、濃厚接触者の可能性があるということで調査をし、必要な方については健康管理をお願いしているところでございます。

(県健康対策課長)
 今、豊田所長の方から申し上げましたとおりでございまして、高知県といたしましても同様の考えです。医学的にも13日が初発なのか18日が初発なのかということは、これは明確に現時点で判断することはできませんので、そういったことでございます。

(NHK)
 最後に濵田知事からコメントをいただきたいのですが、結果は出ていないとはいえ、市内の方が明日検査されるということで、県内にコロナウイルスが蔓延しているのではないかという不安が、県民の方の中にもあると思うんですけど、ご家族とはいえ、1人陽性の方が増えたということへの受け止めと、県の対応をさらに教えてください。

(知事)
 冒頭も申しましたように、今回は昨日判明した娘さんと同居のお母さまということでありますので、昨日疑い例で検査を開始をしているという状況でもございましたから、今回、2例目が出た、発生者が確認された患者さんが2人になったということ自身は、大変残念なことではありますけれども、ただ、昨日いわば、こうした状況が判明した段階で、ある程度、想定なり覚悟なりができた範囲ではあるかなとは思っております。
 ただ、むしろ今後大事なのは、ただ今お話ありました濃厚接触者の方の中で症状が出ておられる方もおられるということでありますから、こうした方々に関して、しっかりと追跡をして、必要な検査もして、封じ込めをしていく。これ以上、いわゆるクラスターという状況になっていかないように歯止めをかけていくということが、今は最も大事な状況だということだと思いますし、片方で、これも全国的な一般論ですけれども、あまり症状が出ない中でも検査をしたら陽性になる方であったり、また逆のような事例もあるとか、あるいは陽性と陰性を行ったり来たりする、いろんなケースもあるという報道もされておりますから、そうした点を考えますと、やはり県民の皆さんには大事を取っていただくということから、感染症の予防の基本的な取り組みですね、先ほど申し上げました。ないしは、あまり多くの方が長時間、話をするような環境にできる限り身を置かないとか、こういったことを予防的な措置として、今まで以上にしっかりと気を付けていただく、ご協力いただければなという気持ちでおります。

(高知新聞)
 情報公開のあり方についてですが、昨日、中内整形外科クリニックの方が非常に調査に協力的だったというところがあったと思うんですが、今日の大阪から帰ってくるバス会社の方の承諾が得られなかったから公表できないということなんですが、今後、特定多数に接する業務の方が陽性になるという可能性もあろうかと思うんですが、そういったときに、個人情報保護というとこなのか公衆衛生上の必要性で情報を出していくということなのか、どういった場合で、あくまで同意が必要というふうに考えておられるんでしょうか。情報を出すにあたっては。

(県健康対策課長)
 今していただいた質問というのは、極めて大事なところでございまして、公衆衛生上の感染の蔓延防止ということ。それから、ご本人のプライバシーであるとか、そういったことをどのように両立させて、適切に対応していくのかというのは、感染症対応すべからくにおいてですけれども、大切になってきます。
 今回の場合ですと、例えば使ったバスの件ですけれども、やはり、マスクをしていたりであるとか、そういった事情を総合的に勘案して、お名前までは出せなくてもよいかなという判断になっているというふうに高知市から聞いています。
 どこまで出すのかということは、出す内容の情報の性質であるとか、社会的な影響であるとか、そういったことを総合的に勘案して、個別に1件1件、我々の方でしっかり判断をしていきたいというふうに考えています。

(高知新聞)
 当然、ケースバイケースになろうかと思うんですが、例えば、市立の保育所とか県立の高校とかって、そういう感染があった場合に、どこまで個別の名前を出していくかということは、ケースバイケースということですか。

(県健康対策課長)
 お見込みのとおりです。患者の発生状況であるとか、また同じような状況、同じような内容であっても、小さな市町村であれば、すぐに個人が特定できたりすることもございますので、そういったことを総合的に考えて、判断していくということになります。

(高知放送)
 1点だけなんですけども、この会見のスタイルについてお聞きします。今日は耳の不自由な方に配慮するためにマスクを外して発言するということだったんですけど、こういう配慮をしたのは、我々の映像、メディアを通して県民が見て外してほしいと言われて、そういう対応を取ったのか。それとも、県、高知市の中で、やはり外して話した方がいいだろうと判断したのか。どういう経緯で、こういうふうなことになったのか

(事務局)
 読唇という、唇を読んで発言内容を判断される方から、マスクをされていては、その内容が分からないというお声があったというふうにお聞きをしましたので、そのような対応をさせていただきました。

(記者)
 一般の方から、そういう問い合わせがあったということで。今後もこういうスタイルで、発言するときにはマスクを外してやるということですね。

(事務局)
 今日だけということではないです。

(司会)
 以上で、県・市合同記者会見を終了させていただきます。

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