令和7年12月26日 知事の記者会見

公開日 2026年01月07日

1 新県民体育館について①
2 新県民体育館について②
3 県職員採用における国籍要件の見直しについて
4 参与(官民連携推進監)について①
5 参与(官民連携推進監)について②
6 芸西天文館について①
7 芸西天文館について②
8 大阪・関西万博の大屋根リングについて
9 よさこい高知文化祭について
10 高知県の森林のPR、販路拡大について
11 県立施設運営活性化懇談会について①
12 県立施設運営活性化懇談会について②
13 県立施設運営活性化懇談会について③

(司会)
 ただ今から知事記者会見を始めます。質問のある方は挙手をして社名とお名前を発言してから質問をお願いします。

新県民体育館について①
(仙頭・高知新聞社記者)
 県民体育館のことについてお伺いします。先日の有識者の検討会で、委員の中から、県市トップ同士の判断で案を一つに絞ったことに対して、拙速だという意見。検討会の意義は何なのかという声もありました。そういったことに対する知事の受け止めと、今、配置案であるとかスケジュールに関して、見直す考えがあるのかという点をお聞かせください。

(知事)
 この点については、おっしゃいましたように、検討委員長さんから厳しいコメントがあったと受け止めています。ただ、これは我々のスムーズな進め方をしていくための、一種の、知恵的なものだと思いますので、その点をよく丁寧に説明をしていくということだと思います。
 と申しますのは、この検討会で、ある意味、いくら理想的な立派なプランを提示いただいても、大前提として、用地は高知市が所有されているものでありまして、それを県が無償で借り上げて施設を整備していく関係にあります。そういう意味では、実質的に県と市で共同でやっている事業が、県民体育館の整備・運営だと思っていますので、その意味で、高知市におきましても、いろいろな地元との関係でご意見がある中で、やはり県と市が、特に高知市サイドのご意向、感触を確認をして、これなら高知市も合意をいただいて、用地の提供に応じていただける心象が得られる案でないと実現の可能性は極めて低くなる問題があるというのが私の大前提です。
 ということでございますので、検討会の中で、一旦、4つの案をお示しをして、新しい県民体育館の持つべき機能、規模感に議論いただきましたけれども、一定程度、議論が進んだ中で、より実現可能性がある案に絞って、それを土台にご議論を進めていただこうという前提として、高知市との間で、最後は知事、市長の間でやり取りをして、今の最終の案に絞ったと。それを土台にして、一字一句変えられない、1ミリも動かせないというつもりは毛頭ありませんけれども、土台の方向性、総論としては、そういったものを尊重していただいて、その上で、各論的、あるいはサイズについて、こういう問題がある、修正が必要ではないか、あるいは追加が必要ではないか、そうした点について検討会でご議論いただいて、かつ、集約をいただくところが私は大事だと思っています。
 報道によりますと、前回の検討会では、いろいろな方向性での議論が、元々検討会を始めたときの前提まで戻るような議論を含めて行われたということであります。私のお願いとしては、議論の土台として市と話し合って、最終の案を出しているわけでありますので、それを土台として必要な修正点、あるいは追加点は何かといった観点から議論をいただきたいこと、それを踏まえて、我々もまた必要であれば、どういう対応ができるかということは考えていくつもりであると申し上げたいと思っております。

新県民体育館について②
(仙頭・高知新聞社記者)
 検討会の委員長は、スケジュールのことで、なかなか年度内にまとめるのは難しいという話をしておられたんですが、年度内に基本計画を確定しないといけないという理由というか、何か制約や縛りのようなものがあるんでしょうか。

(知事)
 目指す目標として、今の時点で直ちに延ばしますという決定をしたわけじゃありませんけれども、全体の日程が遅れれば遅れるほど、供用開始が遅れてしまうという意味での影響は想定されます。その意味で、いたずらに時間を掛けるつもりはありませんし、今回の検討会の議論で言えば、先ほども申しましたような、そもそものところの交通整理をしていただきたいと思うんです。また、南中高校の跡地の整備でいいのではないかとか、ぢばさんセンターにある機能でいいのではないかとか、これはちょっと、検討会を始めて議論をしたときの前提をひっくり返すような話になりますから、そこまで話が戻ってしまうと、これは何年経っても、場合によっては収束しない恐れもありますので、お願いとしては、もう土台として、今回、市との話し合いを踏まえて提示させていただいた最新案をベースに、議論をいただきたいということと、その中身の修正、追加等の意見はもちろん尊重して、出来る限りのことは考えますけれども、それにしても、方向性を一つに集約して、委員さんのご意見をですね、でないと、あれもこれもと言われても、それは私どもも対応しかねる面がありますので、そういったところをお願いしたいと思います。
 一方で、いろいろな議論の状況などを担当課からも聞きました中では、確かに、最近、議論が急浮上した部分として、ぢばさんセンターとの関係だとか、地下駐車場を増やすという話が、ある意味、急に出てきたところで大丈夫なのかといった論点。さらには、整備コストの問題ですね、数字はこの間、出しましたけれども、集約をしないケースと比べてどうかとか、あるいは管理運営のコストはどうか、また管理の方式の民間活用、活力活用ですね、こういったところの具体的にどんな手法が考えられるか、こういったところは、まだ十分な検討は至ってないんだろうという印象を、私も担当課から報告を受けて思いましたので、こういった点などについて、議論の全体像は整理していただいた上で、まだ十分検討が行われていないところについて、今想定しているような日程感ではなかなか時間が足りないということであれば、先ほど申し上げたように、今の時点で、もう放棄はしませんけれども、これに固執することなく、時間が必要であれば、しっかりと議論を詰めていただいて、ぢばさんセンターとの関係も一定整理をして、その上で前へ進んでいく考え方で進めたいと思っています。

県職員採用における国籍要件の見直しについて
(栗原・時事通信社記者)
  三重県の一見知事が県の職員について、国籍要件を復活する意向を示しておりますが、高知県はそういった国籍要件はなかったと思いますけれども、知事はこの発言の受け止めと、県としてそういう考えを取り入れる意向があるのかどうかお伺いしたいです。

(知事)
 今のところ関係の部下と、事務的なところの対応のサイドとの意見の交換はできておりませんので、また、追ってよく三重県の知事のお考えなども確認をさせていただいて、検討はしたいと思いますが、結論から言うと、現時点では直ちに三重県のお考えに追随して、外国籍の方の採用についての見直しをしようという考えは持っておりません。
 報道などで承知しておるところでは、一見知事の方は、特に外国人の方を雇用すると、任用した場合に情報漏洩、そういうところを心配されているということでありまして、一面、確かにある国は外国に在住する自国籍の方に、情報収集に協力をさせるという法制をお持ちだと、そこが心配だというお話もされてるようでありますが、私自身の直感的な印象としては、それは、外国人に限ったことなのかどうかなという思いもありますし、当時、本県では橋本知事の問題提起もあって、できるだけ多様な人材に活躍いただこうということで、いわゆる公権力の行使に当たるような仕事には携われないとか、そういった前提の下で、結果的に三重県と違って、本県の場合は採用された一般職の職員はいらっしゃらないと思いますが、外国人の。とはいうものの、そうした議論をした上で今導入している制度だと思いますので、私、第一報を聞いた現時点で、なにか動かさないといけないという印象は、今のとこ持っておりません。

参与(官民連携推進監)について①
(井上・高知新聞社記者)
 官民連携推進監の参与の活動についてお伺いします。先日の県議会の12月定例会でも、活動の透明性という部分で、複数の議員さんから質問もありました。それに対して知事は、ご本人が日々の活動をSNSで発信しているということであったり、知事としても適時適切に説明するという答弁がありましたが、その質問にあった、例えばですけれども、目標設定というところであったり、やっぱり県としても定量的な日々の数字というよりは成果、もしくは実績というところを把握して、県民に見せることも必要かと思いますが、知事のいう適時適切な説明の具体案も含めて、ちょっと考えをお伺いします。

(知事)
 今は試行錯誤も含めて、こうした方向でどうだろうかということを、参与ご自身も含めて相談している最中でありますけれども、議会の方から活動の透明性の確保について、強いご意見があったことはよく理解しておりますし、議会の方では大阪府の例なども出して、具体的なご提案もいただいておりますので、できるだけ丁寧な形で活動状況をまとめていくと。そして、今お話があった数値目標的なものも含めて、全て数値が付くかどうかは別にしても、例えば、イメージですけども、3カ月に1回程度は、この3カ月間を通じた予定する業務の概要を、固有名詞をどの程度明らかにできるかどうかはありますけれども、できる限り情報を開示をして、官民連携、例えば、今言っておりますのは、具体的に、いわゆる包括連携協定などで、今まで30ぐらいの企業と連携協定を結んでおりますが、若干、休眠状態的なものもあって、そこを改めて再活性化していくとか、あるいは大石参与自身が今まで人脈、お付き合いがあって、新たに連携協定が開拓できる企業があり得る、そういうところについて、例えば、三つなら三つ程度の企業とこの期間に接触をして可能性を探っていくとか、あるいは、企業版ふるさと納税について、これは特定のプロジェクトを提示をしていく中で、企業版ふるさと納税の寄付をいただいて事業を遂行していくということでありますから、どういったプロジェクトが具体的に提案ができて、どういう企業と、これを関係を持っていくのか、そういった計画を3カ月に1回程度の大きな計画は、私も含めて確認をした上で公開をさせていただく。
 そして、具体的な開示をどの程度の詳しさでやるかは、今後の検討だと思っておりますが、出勤状況などについてのご疑問もあるということでしたので、具体的に、何日何時間程度をどういう仕事で従事をされたかというところは、原本になるものはできるだけ詳細に記録を取っていただいて、それを仕事の中身等々から、どこまで開示させていただくのがいいかということを検討し、まとめさせていただいた上で、これも速やかに、事後に開示をさせていただくという対応をしようと、今検討をさせていただいております。
 主として当たっていただいておるのが、企業との連携協定であったり、今の県立施設の活性化に関連しての、そうした県立施設の運営ないし、新しい実施事業を展開していく際の、官民連携の際の橋渡し、アドバイスであったり、そういったところを中心に今活動を始めていただいているということであります。

参与(官民連携推進監)について②
(井上・高知新聞社記者)
 なお、確認ですけど、それはただ今検討中ということで、3カ月に1回の計画とか実績の方針を固めたというところまでは、まだいっていないですか。

(知事)
 固めたというのが何をもっていうかですけども、概ね、私と常日頃、要役をやってもらう西森副知事と参与ご本人と、今までも5、6回打ち合わせしておりますので、そうした中では、3カ月程度の計画は提示をさせていただいて、あと、事後の報告がどの程度の頻度でどういった詳しさでというのは、もう少し詰めた上で、それはご報告させていただくのが軸になるかなといったような、概ねの方向性の了解まではきていると思っています。

芸西天文館について①
(井上・高知新聞社記者)
 もう1点、話題は変わりますが、これは県の教育委員会の話かもしれないんですけれども、芸西村の県立芸西天文学習館の施設の一部が耐震性を満たしてないということで、11月から活動休止になり、それをめぐって天文学習の講師を務めていらっしゃっている方との、ちょっと意見の相違なんかもあって、なかなか子どもたちが、天文学習ができないという休止状態が続いていますが、このことに対する受け止めをお聞かせください。

(知事)
 この点は、まさしく大石参与が県議会時代にご質問をいただいたこともありまして、私自身も、いわゆる耐震性の問題とか老朽化の問題があって、関係者の方々からは再整備を求める声があると。しかし、教育委員会の考えとしては、あそこは用地というんですか、場所もかなり狭隘で、いろいろなことを抜本的に改善しようとするには、地理的な限界もあるといったような説明も受けておりまして、確か今年度の予算においても、議論をした際に、今、お話あったように耐震性の確保、ここは、やはり安全に関わる問題なので優先でやらなければいけないだろうと。その部分が、最小限必要なものができるような予算は手当てした上で、関係者と調整をして、実行していきたいという考え方で、今年度の当初予算は手当てをした点を記憶しております。
 状況は、私も報道と若干、教育委員会からの報告でお聞きしておりますが、報道されているように、教育委員会は、やはり耐震性に問題がある建物については使用をお断りをするという判断をせざるをえない中で、観測会そのものが夜間できなくなっていて、この点は、何とか別の形でもできないかというお話が、関係者の中にあるのは聞いております。
 たまたま、大石参与、当時から関係者の方のお知り合いがおられるということで、最近、聞いている話としては、例えば、夜間の天文観測会だけでも、あの場所が難しいとすれば、例えば、この県庁の屋上とかを使って天体観測会をやるってことは、技術的には、専門家の立場からしても別にできないことはないようでありますので、そんな代案、当面のも含めて、今調整をし始めていただいているということでありまして、何らかそうした形の、具体的な対応も含めて、とにかくできる範囲で、100点ではないにしても、対応を取っていければと考えております。

芸西天文館について②
(井上・高知新聞社記者)
 もう1点、この問題に関してですけれども、講師の方々は耐震性を取りあえず満たす、そういった工事に関しては賛同はしているんですけれども、その先、いわゆる天文学習館の位置づけであったり、今現在やっぱりバリアフリーが満たされていなくて、車椅子に乗った子どもたちや、ご高齢の方もなかなか足を運べないといった施設になっているといった課題も上げていますけれども、それは、耐震化の先の大きな方向性の、どう考えるかということでもあろうかと思いますが、その辺りはどのように思いますか。

(知事)
 まさしくそういうことだと思います。これは率直にいって、やはりバリアフリーというのも、今の天文学習館のあるところを使ってということであると、地理的にもかなり限られた選択肢の中で、相当の費用もかけて行われなければならないというのが、率直にいって、費用対効果の問題も含めてどうなのかということはありますし、まさに議会で議論あった中では、観光などにも活用できないかと。となると、ただもう、あの広さのところでは、実際には無理という話もありますので、そういった、より抜本的に施設自身のあり方を考えるとなると、またこれは、違った視野からの検討が必要な問題だろう思いまして、それはそれとして、当面のバリアフリーの問題などについても、どういう対応ができるのかということも、これはこれとして、教育委員会の方で検討してもらいたいという話はさせていただいております。

大阪・関西万博の大屋根リングについて
(古谷・読売新聞社記者)
 大阪・関西万博の大屋根リングの柱と板が、5月から順次高知の方に譲り受けるということで、これの活用方法を改めて知事がどういうふうにお考えかということと、それを含めて、万博のレガシーというのを来年、新年でどういうふうに高知で生かしていきたいのか。あるいは、森林県高知のアピールを新年どう進めていくかという点を1点お伺いしたいのと。それともう一つ、先ほど触れていただきました、よさこい高知文化祭、これも来年ありますけれども、これに対しての期待感を知事の方から改めてお願いいたします。

(知事)
 大屋根リングの木材の活用についてです。これは、活用についての公募がありまして、多分3回目になったと思うんですけれども、やっと合格をいただきました。前回までは、能登の仮設住宅なんかに使うようなのを優先ということで、手は挙げておったんですけれども、今回、採択になったということで喜んでおります。
 具体的な活用方法は今から詰めていくことでありますけれども、これを進めていただいている土佐経済同友会の方々からいただいている、アイデア段階ですけれども、例えば、今整備しております高知龍馬空港の新国際ターミナル、そこのロビー的なところに、例えば、大屋根リングのレプリカ的なものを整備をして、思い出すよすがとしていただいてPRしていくことにしてはどうかとか、そういう提案を早い時期からいただいておりましたので、これがちょっとそのまま採用になるかどうかは別にして、例えば、そういうイメージで、県民の皆さんによく目に触れるような公共施設などで、この木材を活用した模型とかモニュメントとか、そういったものを置いておくことで思い出していただく。
 また、県産の木材であったり、県の木材産業であったり、さらに森林県高知の強みであったり、そういったことを発信をしていくポイントにしていくようなことを、関係者で今から協議をしていきたいと思っております。

よさこい高知文化祭について
(知事)
 それから、国文祭に関しましては、特に私自身は、観光とのタイアップをぜひメインにといいますか、主たる課題として、県庁内の関係のところの連携をさせていきたいと思っています。それはちょうど、今年、新年度が3年目になります「どっぷり高知旅キャンペーン」これがひと通りの観光名所を巡るだけではなくて、地域の方々との交流も含めて、高知の自然とか食とか文化とか、そういったところの魅力に、まさしくどっぷり、じっくり、たっぷり浸かっていただいて、長期間の滞在だったり、リピーターになっていただきたいというキャンペーンとして、4年間の期間を設定してやっているわけですが、そうしたコンセプトの中で、一番、この国民文化祭が狙っている中の一つであります、中山間地域などの神楽などの伝統芸能の継承、再興を図っていくきっかけとするところは、まさにぴったり、大変マッチする取り組みだと思っていまして、そういった点を、先般、長﨑の大会旗の引き継ぎにまいりましたときも、よさこいと土佐の神楽、津野山古式の神楽の披露をしてまいりましたけれども、そこに代表されるような中山間地域の伝統芸能の継承と、そして、そこに人が、特に地域外から観光なども含めて入ってきていただくことで、地域の盛り上がりだったり、文化の継承につながっていくという一石二鳥、場合によっては三鳥というところを狙っていくことを中心に取り組みたいと思っています。

高知県の森林のPR、販路拡大について
(古谷・読売新聞社記者)
 先ほどの森林の件ですけれども、これを機にさらに新年度販路拡大とか、あるいは高知の森林をPR、販路拡大するために、なんか知事が今、頭に描いているようなことがあれば、お聞かせいただきたいですけれど、いかがですか。

(知事)
 大屋根リングの木材を使ってということでは、直ちにはないんですが、新しい取り組みとしては、ソフトバンクからの企業版ふるさと納税をいただきまして、造林事業から実施し、これはもう皆伐をしないで、ずっとCO₂の吸収に特化した機能の県有林を整備をしていくお約束で、企業版ふるさと納税をいただいて、8,000万円ぐらいだったと思いますが、これを県有林でやっていく新しい取り組みもいたしますので、そういった取り組みも強調をして、森林県高知であったり、CO₂吸収への貢献であったり、そういった側面のPRを強めていければと思っております。

(古谷・読売新聞社記者)
 伐採をしないでの造林事業というのは、具体的にどういうことなんでしょうか。

(知事)
 普通であれば50年で皆伐をして植え替えるということですが、そういった伐採をせずに、目標として、これはソフトバンクグループの、いわば社会貢献として、CO₂の吸収に特化した事業としてやってもらいたいということで資金の提供も受けますので、とにかく皆伐をしないということです。木は植えて育てて、その過程でCO₂の吸収をどんどんしていきますから、その吸収量は報告をさせていただいて、それをソフトバンクで評価をいただくという枠組みでの約束をしております。

(古谷・読売新聞社記者)
 伐採をせずに、新たに造林をしていくという、そんなイメージですか。

(知事)
 皆伐をした後のところに造林をして、普通であれば、大きくなったところで皆伐をしたりということを計画に入れますが、例えば、50年ぐらいはそういう皆伐を予定せずに、とにかく木を育てていくと。で、CO₂の吸収量を増やしていくことを目的にし、その効果もちゃんと検証をしてゆく、そういった取り組みです。

(古谷・読売新聞社記者)
 それは今の、いわゆる造林しているところではなくて、新たな土地でですか?

(知事)
 県有林の中で2カ所を設定して、そういうプロジェクトを新たにやるということであります。

(古谷・読売新聞社記者)
 今の、例えば、中山間地域で新たにそういうところを2カ所ぐらい設定をするということですか。

(知事)
 県有林の中で、です。

(古谷・読売新聞社記者)
 県有林の中で、そういうイメージですか。ありがとうございました。

(知事)
 必要であれば林業環境振興部の方に確認していただければと。

県立施設運営活性化懇談会について①
(谷川・高知新聞社記者)
 県立施設の公募の件なんですけれども、22日と24日に、有識者が各施設に増収策を助言する会合がありました。ここ数日の話で大変恐縮なんですけれども、もしかして、その中身の報告を受けていれば、知事なりの評価というか受け止めを教えてください。

(知事)
 正直ちょっとまだ、議事録をもらって読み込むところまでいっておりませんので、同席をした県の職員、幹部職員からは、前回であれば、若月さんの話、なかなか興味深い話をしていただきましたよとか、三谷社長だったり、井上社長も経営者という立場から有意義なお話をいただいたという報告を受けておりますが、それをいわば活用してとか、受けて消化をして、各財団がどういう形で新しい自主事業の展開につなげていけるかが、今の課題だろうなと思っておりますし、併せて、今ちょっと庁内で私の方から指示をしていますのは、先般、知事公邸で若手の職員の方々ともお話をしていた中で、例えば、これはまた別の会で、若いお母さん方から、高知は雨が降ると子どもを連れていく遊び場所がないというお話などをしたときに、そうですねという反応でしたので、そういったことに、例えば、何か新しいことができないかというところも含めて、この機会に、県立施設の活性化が大きな命題ですので、今やろうとしている、いわゆる自律性向上団体の取り組みに留まらず、いろいろな形で、例えば、今回の重点支援交付金と経済対策の交付金の枠組みなども使って、この機会に県立施設の運営の活性化にできることが、何かさらにないだろうかということも含めて考えていこうと、中で問題提起をし始めておりますので、そうした取り組みも含めて県立施設の、特に自律性向上団体になったような、一定、既に集客がある施設の活性化については、幅広にいろいろな支援策も含めて検討していきたいなと思っております。

(谷川・高知新聞社記者)
 来年、有識者のことについてまたお教えください。ありがとうございます。

県立施設運営活性化懇談会について②
(中田・高知民報記者)
 今の件ですけども、僕も、その会は取材しておりましたが、率直に言って、大半は財団側が説明をする、実情を知ってもらわんといかんですわね。それも知らずに、もちろんアドバイスできんわけやから、大半はそれで、そんなに頑張っているんですか、知りませんでしたみたいな、そういう話が主な話で、アドバイスなるものは、部分的にテレビドラマに取り上げてもらったらお客さんが増えるんじゃないでしょうかとか、のいちの駐車場を有料化にしたらどうですかとか。受益者負担を強めることは一定出ましたけれども、何か高付加価値みたいな、知事がおっしゃっている牽引するような、そういうものとはちょっと程遠いといいますか、全く次元が違うようなことになったように、私は受け止めましたけれども、まだ報告受けていないということなのであれですけれども、そこはいかがですか。

(知事)
 ひと声かけていい知恵がどんどん出るのなら、ある意味、今までもできていたという面もあると思いますので、今から少し、今回の懇談会での有識者の方々のご指摘も受けて、頭の体操もし、もう一回アイデアを出してもらいたい部分もありますけれども、先ほども申し上げましたが、そういった部分をやるためにも、いろいろなベースとなるところの支援も考えないといけない部分も、特に立ち上げ期ではあるかなという気もしておりますので、そういったところも含めて考えたいと思いますし、大石参与にも、特に民間企業とのタイアップで具体的なアイデアを、もう少し、これは相手がある話は時間がかかるかもしれませんけれども、そこのアドバイスとかサポートはお願いをしたいとも言っておりますので、少し長い目も含めて年度内には、来年度に自律性向上計画は作っていただきたいとしておりますので、そこでいきなりずらずらずらっと、何十もプロジェクトが出てくるということにはならないかもしれませんが、少し、中長期で取り組むような構想的なものも含めて、それをどういう体制で団体の中で支えていくのか、さらにそこを県としてどうサポートするかというところも含めて、この自律性向上計画の中に、まずは組み込めるものを探すように、それは県庁の担当課も含めて、改めて檄を飛ばしたいと思っております。

県立施設運営活性化懇談会について③
(中田・高知民報記者)
 最後にします。その会の中で財団側から、大体、皆さんおっしゃっていたのは、県がきちんと、例えば、代行料を物価高に見合うようにちゃんと措置されていないから経営が厳しいとか、窮状を訴えたりとか、それとか、施設の修繕費が100万円以下は向こう持ちなんだけども、いろいろあると、実際は持ち出しになっているとか、いろいろ県がやるべきことをきちんとやってくださいという訴えも非常に強くありましたが、そこはどのようにお考えでしょう。

(知事)
 そこはベクトルが違うかもしれませんが、県議会でもご質問いただいて、例えば、高齢者とか年少者が無料というところが、入場料本体は仕方ないにしても、企画展などにも自動的に及ぶ規程になっていて、企画展的なものをやっても無料でしなくていけないと、それで収入上げろといっても、もう無理だとか、そういう制度的な話は特に一理ある部分もあると思いますから、今後いろいろな新しい事業展開をやろうとしていく中で、制度的に見直しが必要な、それは県においてしかできないというものについては、しっかり検討をして、議会にもご相談を差し上げたいと思いますし、いろいろな意味で、一つ良い機会ということもあろうかと思います。
 私自身がちょっと思いますのは、そういうマインドを改めてもらいたいので、県が県がと、今までは、もう県が収入の方も支出の方も全部把握して、手取り足取りでお金が余剰が出ても吸い上げるし、足りなかっても補填するということですから、ある意味、財団ご自身が当事者能力、意識を持たなくても、それは県の判断で県の言われたとおりにやっていたので、それを今さらという気持ちは、私は分からなくないのですが、それは今回、枠組み自身を変えようということですから、そこは財団の自由度を上げていく、財団が頑張れば自由に使えるお金も出るし、要は、そこまで努力しなかったら厳しいことにもなるしと。自分の頑張りが自分のところに結果が及んでくる、いわば、舞台装置はつくるまでいきましたので、そこから、ただ、さっき申し上げたように、そうはいってもスタートの時点で、もう少し支援がないと、なかなか新しいこと考えろといっても難しいというところはあるかもしれませんので、そこは、先ほどの話じゃありませんが、よく担当課も含めて施設の方の意見も聞いて、少し前向きに、県がやってくれないから駄目なんだ、できないんだではなくて、どんな支援をすれば前向きにできるのかということを聞いて、できることできないことあると思いますが、そこは、この機会ですので、北風だけではなくて北風と太陽双方で対応して、前向きに今回の改革を施設の側でも捉えてもらえるように、そういうふうに、私としては指揮したいと思っております。

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