知事の定例記者会見(6月議会の特別決議、副知事の人選)

公開日 2007年12月06日

知事の定例記者会見(6月議会の特別決議、副知事の人選)

平成13年7月5日

(記者)
 今回の6月議会というのは、橋本知事の責任問題が最大の焦点だったと思います。その6月議会の総括として、知事の見解を聞きたいということと、その議会が出した特別決議、これは本会議の知事のあいさつの中で少し触れられましたけれども、もう一歩踏み込んだ見解を聞かせていただきたい。
(知事)
 私としては、議会を迎えるにあたって自分自身の身の処し方、また、自分に課す処分について、考えてきました。そして、その考えた結果と内容について議会にもご説明をいたしましたし、また、それぞれの質問に対してできる限りのお答えをしてまいりました。もう私としてはこれで一段落、是非議会にも決着を付けていただいて、これからの県政の改革、県民の皆さんの信頼の回復に向けて、私たちももちろん力いっぱい努力をいたしますので、是非県議会にもご尽力を、手助けをいただきたいなという思いでいっぱいでございます。
 今回いただきました特別決議も、もちろん私に対してその責任の重みを受け止めて、県政改革に取り組めというそういう意味を込めた決議ではございますが、私ひとりだけで県政改革ができるわけでもございませんし、県民の皆さんの信頼の回復ができるわけでもございません。是非議会もこの決議とともに力を合わせて県政の改革ということに一緒に取り組んで頂ければという思いでいっぱいでございます。
(記者)
 自民党が知事辞職勧告決議案を出す動きがありましたけれど、その間知事も心が動かれたようですが、その心境の変化をお聞かせいただけるか。
(知事)
 僕としては身の処し方についても、悩みに悩んだ挙げ句、引き続いて知事として責任を果たしていきたい。という結論を出してその思いとそこに込めた意味合いも申し上げたつもりでございますし、また、そのスタートを切るにあたって、これまでの出来事に対する処分というような形で何か一件落着で再スタートを切ると言うことだけではなくて、県政改革という将来への責任を果たしていくというそれを見守っていただくという意味を込めて、10分の2ヶ月減給を自分の残された任期期間ずっと続けていくということを申し上げました。
 私なりに相当の決意を込めてこれらの処分や身の処し方についてご説明をしたつもりがございます。にもかかわらず、あえてまた、辞職を求められるということになりますと、それは今回の一連の事件への責任ということだけではなくて、私がやってきました過去10年の仕事そのものを否定をされることになるのではないかなと、そうなれば、私を支えてくださった県民の皆さんの思いも何かそこに傷を付けられることになるのではないかな、そういうふうに自分は感じて、正直言って相当カッときて感情的になった面もござ  います。
 そんなことからいろんな方に自分なりのそのときの思いを投げかけまし た。けれども、私がそうしたややこう感情に走った思いを申し述べましたときに、すべての方がそんなことを今の段階で言ってはいけないと。10万を超える署名をいただいたわけですけれども、その書面も名前だけではなくてそこにいろんなコメント、県民の皆さんの思いが込められているそういうものを読めば、今更腹を立てて云々と言うことにはならないでしょう。ということも言われました。
 また、議会でも繰り返しここで投げ出してしまうのはかえって無責任のそしりを免れない、ということを自分自身言ってきたではないか。にもかかわらず、議会の一部の会派がいろんな動きをされるからというのでそうした考え方を捨てるのは、まさに自分で言ってきた無責任を地でいくことになってしまうのではないか、等々たいへん厳しい声を県の幹部からもまた県民の皆さんからも、一部議員の方々からもいただきまして、その日の内には自分自身ある意味では我に返ってもう一度頑張らなければいけないという気持ちを持ち直しました。
 そうした過程がございましたので、その間取材をされたマスコミの方々にも、また、そうしたマスコミの報道をご覧になった県民の皆さんにもいろいろご心配ご迷惑をかけたのでないかと思いますが、自分としてはそのときはそういう感情のほとばしりがございましたので、その点はお許しを願いたいなというふうに思います。今はもう、どういうことがあってもどんな厳しい局面になってもこの自分に課せられた責任を果たすために、最後まで頑張っていきたいという思いでございます。
(記者)
 知事は6月の臨時議会で何らかの議決が出るあるいはそれを想定していたということはないか
(知事)
 別に想定をしてたということはございませんし、そこで何かが出るだろうと考えていたわけでもありません。今回についてもそうでございます。何かのものは出るかなということは当然思いましたが、また、こういう形のものが出るだろうということを予想していたわけでもございません。
 特に、先ほど言い抜かりましたけれども、会派で辞職勧告の決議案を出すと決まった日は、本会議質問の1日目でございます。1日目の終わったところで、まだ2日目の質問も残されて議論の場があるにもかかわらず、そこで決めてしまわれるというその対応の仕方も自分自身疑問に思いました し、また、振り返ってみても一日目、二日目を通じて辞職をすべきだというようなご議論やご質問も直接的にはございませんでした。
 そういう流れの中であのような考え方が出てくるのかなということは強く疑問に思っておりました。が、今のご質問に直接のお答えで言えば、特段臨時議会の時も今議会でもこのような形の決議が出るだろうなと言うことを予想していろいろ自分自身思いを巡らせたと言うことはございません。
(記者)
 今日、副知事が退任されますが、後任の人事などはお考えになったことがあるか。
(知事)
 今回の一連の事件を巡っては、さまざま自分の予想しない出来事がおきました。が、今回の副知事の辞任はその中でも特に予想できないことでございまして、自分もかなりとまどいました。正直なところ。ただ、ご本人の意思も固いですし、なかなか辞意の撤回を求めてもそれに応じて頂けませんでしたので、今日付けをもって辞任をしていただくということになりました。このような県政を取り巻く状況の時ですから、1日も早く私は補佐役の副知事を是非専任をしたい。
 また、議会のご同意をいただきたいと思っておりますけれども、なにぶんこの議会中身動きもできませんでしたし、お話をどなたかに持っていくことも、また、どういう方がいいかと言うことを十分検討する間もございませんでした。少しでも早くいい方をまさに県政の流れがまた、新しく変わって行くなと、再スタートになるなということを県民に感じていただけるような方を是非選んでいきたいと思って考えていきたいと思っております。
(記者)
 続投を表明して以降、議会の解散を考えたことがあるか。
(知事)
 まったくございません。それはその4分の3以上の議決だとか不信任案だとか言うことが具体的な視野に入ればそういうことは法律上の可能性として当然考え方の中には入ってきたのかもしれませんけれども、まったくそういう状況ではございませんでしたので、そのようなことを考えたことはまったくありません。
(記者)
 副知事の人選のことですが、先ほど県政の流れが変わっていくなと思える方をとおっしゃいましたが、どういう分野からとか庁内からとか庁外からとか、お考えは固まっているのか。
(知事)
 それは具体的にこういう方をという個人名を想定して申し上げていることでもございませんし、また、こういうジャンルの方、分野の方という意味で申し上げているものでもございませんが、ここまで県政への信頼というものが傷つけられている時ですので、やはり県の仕事そのものが大きく変わりつつあるなというものを県民の皆さんにも感じていただけるような人選をしたいという一般論としての思いを込めて申し上げております。
  従来のような県庁内からの人事でいいかどうか、やはりこれだけいろんな問題点が出てくれば、これまでは県庁内ということをまず前提にして人選を進めてきましたけれども、そうではなくてと言うかそれ以上に枠を広げて庁外の方も含めて検討をしていかなければいけないと思っております。
 


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