「高知県安全安心まちづくり推進会議設立総会」での挨拶

平成20年1月25日(金曜日）　県庁正庁ホール

 

 

　ただ今、高知県安全安心まちづくり推進会議の会長に選任されました尾﨑でございます。これから２年間よろしくお願いを申し上げます。

　また、本日の会議には、それぞれの地域におきまして、子どもたちの見守り活動などに熱心に取り組んでおられるボランティアの方々も多数参加していただいていると伺っております。

　皆様方の日ごろからのご活動について、心からお礼を申し上げますとともに、敬意を表させていただきます。

　私が申すことまでもなく、今、あらゆる場面で、安全・安心ということが叫ばれております。

　安全安心の確保は、高知県民の生活とともに、さらには観光振興や産業振興すべての基本でございます。

　県におきましても、今までこれに関して熱心に取り組んで参った中でございますけれども、昨年４月には、「高知県犯罪のない安全安心まちづくり条例」を施行させていただきました。

　この条例は、地域のつながりをつくることによって、犯罪の被害に遭わずに安全で安心して暮らすことのできる高知県を目指そうというものでございます。

　また、先日は、条例に定めました内容を具体化するために、県が行うべきことを盛り込みました５か年の推進計画を策定、公表させていただきました。

　本日、発足しましたこの推進会議も、条例の精神にのっとって、県民の皆様や事業者の方々、地域で活動される団体の方々と行政が、力を合わせて犯罪のない安全安心まちづくりに取り組むことを目的としております。

　私が本日初代の会長に選ばれましたけれども、この安全安心まちづくりの課題は行政が先頭に立って取り組むべきことは当然のことでございますが、他方、行政の力だけでなしえることではございません。県民各般の皆様方の日頃からの、心からのご協力をもってはじめてなしえることであると考えておるところでございます。

　推進会議の会長として、私は、県民の皆様方と、この安全安心まちづくり、この活動に全力で取り組んでまいりますが、今後も皆様方のご協力を心よりお願いを申し上げる次第でございます。

　どうぞ、よろしくお願い申し上げます。