平成21年7月のトピックス

公開日 2009年07月14日

更新日 2014年03月31日

 

〔7月14日〕高知競馬が夜に開催。「夜さ恋ナイター」今月24日に開始!

 

 高知競馬では、夜間の競馬開催を大きく飛躍するための切り札と位置づけ、照明設備工事を始め、円滑なレース実施を確保するためにハード・ソフト両面において準備を進めていましたが、このほど体制が整い、今月24日いよいよナイター競馬がスタートします。

高知競馬で疾走する競走馬 ナイター競馬は疾走する馬がライトに映えて幻想的なことや、仕事帰りでも気軽に行けることなどで人気があり、大井競馬場(東京)や川崎競馬場(神奈川県)などでは晩秋まで行われていますが、高知は冬場でも比較的温暖でレース実施が可能なことから、高知競馬では、全国初となる通年のナイター競馬を実施します。

 本県の競馬事業は、平成15年度から県民の皆様に新たな負担をかけないという前提に立って、赤字が見込まれる場合には競馬そのものを取りやめるという厳しい条件の下で、競馬組合をはじめ高知競馬の関係者が一丸となって事業の継続に全力で取り組んできました。県は、設置者として、また地域の雇用確保の点からも高知競馬の支援を行ってきました。

 この間、ハルウララブームによって収支状況に明るい兆しが見えた時期もありましたが、売上の減少には歯止めがかからず、さらなる経費の削減を続けるとともに、賞金や従事員賃金、職員給与の引下げなど、関係者の身を削る努力によって赤字を回避してきました。

 しかし、かつてない経済危機を背景に今後も更に売上の減少が続くと想定された中で編成に着手した21年度予算では、懸命の増収対策や経費節減対策を講じても収支ベースで赤字となることが見込まれました。このため、競馬組合は他の地方競馬や委託業者等に再三の協力要請を行うとともに、地方競馬全国協会(地全協)と懸命に生き残り策を模索しました。

 その結果、最近のインターネット市場の急速な拡大等を睨み、補助金を活用したナイター競馬の導入が可能であるとすれば、これが高知競馬に残された唯一の存続策になると結論するに至ったのです。

 そのためには導入費用が大きな課題となりましたが、設計段階で必要最小限の規模として事業費を絞り込み、地全協からの補助金や、ナイター開催によるインターネット発売額の増収分を加えると、競馬事業の継続が可能であると判断し、3月下旬に地全協の事業承認を受けました。その後、関係者と協議を重ねながら、開催体制の整備と照明設備工事を急ピッチで進め、今回の開催に至ったものです。

夜さ恋ナイターのポスター 

ナイターの愛称は全国からの応募作の中から「夜さ恋(よさこい)ナイター」と決定されました。7月24日に行いますオープニングセレモニーでは、この愛称をテーマとしたイベントも予定されていますので、是非ご来場ください。

 これからも、「夜さ恋ナイター」、高知競馬へのご支援ご声援をよろしくお願いします!!

〔担当課・問い合わせ先〕

競馬対策課 電話088-821-4809 電子メール162601@ken.pref.kochi.lg.jp


 

[7月6日] 今年度最初の座談会は仁淀高校の皆さんと!

 

 県民の皆様の声を県政に反映させるための「対話と実行」座談会が、今年度も始まりました。

 昨年度は、県内のすべての市町村に伺い、市町村ごとに地域の厳しい実情や直面している課題をお聞きしました。また、一方で、地域地域で前向きに取り組んでいらっしゃるお話もお聞きし、大いに勇気づけられましたが、2年目となる今年は、地域で頑張っているグループや団体の方々、高知県の将来を担う高校生を対象として行います。

仁淀高校で生徒に向かって話をする尾﨑知事 今年度最初の座談会は、6月15日、仁淀川町にある県立仁淀高校で開催させていただきました。全校生徒28人が総合学習で地域の研究を行っているということで、まずはその発表を聞かせていただきました。日ごろ私たち大人が考えている産業振興などの課題にどのような反応が返ってくるかなと思いながら、発表内容について質問しましたが、農産物(トマト)やインターネットに関して本質を突くような答えがあり大変感心しました。

 私からは、県で新しく作成した「産業振興計画」のパンフレットを使って、県の進めている政策について話をしましたが、若い皆さんの意見や考え方が県の方向性と同じであることがわかり、大きな成果だったと感じました。

 最初はお互い緊張して始まりましたが、いろいろと意見交換をしていくうちにだんだんとリラックスしてきて、終わりの方では高校生らしい率直なご質問もあり、普段あまりお話しすることのない自分の高校生時代の想いも披露させていただきました。

 仁淀高校は、今在学している2年生が卒業すると閉校になりますが、自分たちの住む地域を大切にしていく思いを次の世代にも伝えていただきたいと思います。今年はあと4つの学校で「高校生との座談会」を行いますが、大人どうしの座談会とは一味違った新鮮な発見を楽しみにしています。

 仁淀高校の皆さん、ありがとうございました!!

〔問い合わせ先〕 広報広聴課(広聴担当) 電話088-823-9898  電子メール111301@ken.pref.kochi.lg.jp

 

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