県議会での知事の提案説明

公開日 2009年08月07日

更新日 2014年03月23日

平成21年5月高知県議会臨時会での知事提案説明 (5月29日)

 本日、議員の皆様のご出席をいただき、平成21年5月県議会臨時会が開かれますことを厚くお礼申し上げます。

 ただ今提案いたしました議案についてご説明申し上げます。

 第1号議案及び第2号議案は、今月14日に出されました人事委員会の勧告に基づき、本年6月に支給する期末手当及び勤勉手当につきまして、暫定的に減額する特例措置を講ずるために必要となる条例議案を提案するものでございます。

 今回の勧告は、全国的に厳しい経済情勢が続く中で、民間企業の本年夏のボーナスが昨年の水準を大きく下回ることが予想されたため、人事委員会が県内の民間企業についての特別調査を実施した結果、全体として、前年に比べて減少する傾向がうかがわれたことや、国家公務員に対する人事院勧告の内容、現在の職員と国家公務員との支給月数の差などを総合的に勘案して行われたものでございます。

 県としましては、職員の給与について、従来から人事委員会勧告を尊重するという基本的な姿勢で対応してまいりました。さらに、既に国や他の多くの地方公共団体において、期末手当及び勤勉手当の一部を凍結することが決定されていること、加えて、百年に一度といわれる極めて厳しい経済状況を踏まえ、人事委員会が特別にこの時期に勧告をされたことなどを考慮いたしまして、県として、今般の人事委員会勧告どおり実施することとし、また、特別職につきましても、同様の措置を講ずることとしたものでございます。

 報告議案は、平成20年度高知県一般会計補正予算の専決処分報告など3件でございます。

 何とぞご審議の上、適切な議決を賜りますようお願い申し上げます。

 

Topへ