平成25年仕事納め式での知事あいさつ

公開日 2014年01月14日

更新日 2014年03月17日

平成25年仕事納め式での知事あいさつ

平成25年12月27日(金曜日) 正庁ホール

 県庁職員の皆様方、平成25年、この1年間本当に大変お疲れさまでございました。本当に皆々様には大変頑張っていただきました。心から御礼を申し上げたいと思います。

 今年は、私も2期目の折り返しとなる年でございまして、知事に就任させていただいてもう6年になります。多くのいろんな施策も、例えば実行5年目、実行4年目と、そういう年でありました。いろんな形で具体的な成果が求められる時期だという思いもあり、今年の年頭におきましては、具体的な成果を追求して取組を進めていただきたいということを非常に強調してお話をさせていただいたところでございました。

 この1年間、本当に皆々様方に頑張っていただいたおかげで、それぞれの施策において具体的ないい取組が進んできているのではないかと思います。例えば産業振興の取組において、インプット面、アウトプット面それぞれで取組が進み、結果として有効求人倍率も0.77と過去最高になりました。有効求人数も50カ月連続で前年同月を上回ることとなりました。観光につきましても400万人観光がほぼ確実な状況になっているわけであります。こういう形でマクロの数値全体が上向いてきたということ。これは本当に官民協働で、多くの皆様と取組を進めてきたことの一つの表れだと思います。

 日本一の健康長寿県構想におきましても福祉のネットワークづくり、さらには保健医療の取組一つ一つにおいて、着実な取組がなされてまいりました。教育におきましても、小学生の学力が飛躍的に向上したことに象徴されますように、全体としての取組の強化が図られ、そして結果が出てきていると思います。

 さらには、インフラ整備の取組も一つ一つ着実に進み、そして防災・減災対策におきましても、南海トラフ地震対策特別措置法の制定という形で国を巻き込むことに成功し、そしてまた、個々個別の避難路、避難場所づくりをはじめとした、さまざまな防災・減災対策を具体的に進めてきてくださっているところでございます。

 産業振興計画の推進、日本一の健康長寿県構想の推進、南海トラフ地震対策。そして、全体を支えるインフラ整備。それぞれの取組について皆々様方が、大変頑張ってくださったおかげで、それぞれについて具体的に「これだ」と言える成果を出せるようになってきているんだと考えています。ひとえに、県庁の皆様方の頑張り、そしてまた官民協働での取組の頑張り、このおかげによるところが大であると思うところでございまして、改めて私からも御礼を申し上げたいと、そのように思う次第でございます。

 しかしながら、まだまだやらなければならないことはたくさんあります。今、皆々様と新しい対策について練り上げをさせていただいているところでございますけれども、実際、今はできたという話を申し上げましたが、まだまだこれは駄目だな、もっとやらなきゃいけないなということもたくさんあるわけでございます。実際、県民の皆様方も県勢浮揚はまだかということを非常に強く思っておられる。また、それも事実であろうかと思います。県民の皆様方とともに、さらなる取組を進めていくためにも我々はさらに知恵を持って、練って、頑張っていかなければならないのだと、そのように思っているところです。

 まずは皆さん、本当にそれぞれの部局において、それぞれの仕事、5つの基本政策をしっかり進めていただいて、そしてまた、5つの基本政策を行っていくための部署を下支えするそれぞれの部局のコンプライアンスを確保するための取組をする。それぞれの部局におきましても、しっかりと取組を進めていただき、仕事をしていただきまして、その成果も一定出てきております。本当に1年間の取組に対して心からお疲れさまでしたと、そして、私からも心からありがとうございましたということを申し上げたいと、そのように思います。

 来年からまたさらに新しい課題に向けて、新しい取組を行っていかなくてはなりません。多分、来年も忙しい年になるだろうと思います。そういう中において、また来年新しい取組を進めていくためにも、ぜひ皆さん、この年末年始は大いに休んで英気を養っていただきたいと思います。幸いに今年は9連休ということであります。私の宿題のせいで9連休できないじゃないかという人もいらっしゃるだろうと思いますけれども、できる限り、ぜひゆっくりとお休みいただきたいと思います。私も9連休にはならないですけど、この間ゆっくり休ませていただきたいと思います。

 来年以降、いい仕事をするためにも、ぜひごゆっくりお休みくださいませ。そしてまた、家族の皆さんにもぜひよろしくお伝えください。

 皆さん本当に今年1年ありがとうございました。心から感謝を申し上げまして、私の挨拶とさせていただきます。本当にありがとうございました。皆さん、ぜひよい年末を、よいお年をお迎えください。

 

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