平成26年2月のトピックス

公開日 2014年02月25日

更新日 2014年05月30日

 

[平成26年2月25日]「2020年東京オリンピック・パラリンピック」の関連事業推進に向けて始動しました!

 

 2013年9月8日、2020年の東京オリンピック・パラリンピックの開催が決定し、日本中が歓喜の渦に包まれました。

 そして、本年1月には「2020年東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会」が設立されるなど、今後、大会の成功に向けて、競技会場の整備や競技の運営、選手の宿泊など具体的な検討が行われるものと思われます。

 

 2020年東京オリンピック・パラリンピックは、夏季のオリンピックで言えば、1964年以来56年ぶりの日本での開催であり、あらゆる点において日本全体のチャンス、そして、高知県にとっても大いなるチャンスだと思われます。

 

 高知県としては、この大会を契機として、本県のスポーツの振興や青少年の育成にさらに力を入れていくとともに、加えて、本県の経済の活性化や文化の振興などにもつなげていきたいと考えています。

 

 このため、この2月17日、庁内に「2020年東京オリンピック・パラリンピック」に関する情報収集を行い、国等への提案などを検討する部局横断組織として、『2020年東京オリンピック・パラリンピック関連事業推進プロジェクトチーム』を設置いたしました。

 

 同日の会議では、国等への提案として『2020年東京オリンピック・パラリンピックへのご提案【第一弾】』をとりまとめるとともに、情報収集や提案活動を本格化させることを確認するなど、オール県庁での取り組みがスタートいたしました。

 

  [2020年東京オリンピック・パラリンピックへのご提案【第1弾】の内容][PDF:760KB]

  ※提案書の概要は、次のとおりです。

●2020年東京オリンピック・パラリンピックの経済効果を全国へ広げていくとともに、その経済効果を持続的なものにしていくため、7つの提案を行っています。

 

≪高知発≫ ~オンリーワン、ナンバーワンと思われる「高知の売り(強み)」を活かす

1.日本の「木の文化」をアピールする取り組み
 ・高知県がトップランナーとして取り組んでいる『CLT(直交集成板)』を活用した「選手村などオリンピック・パラリンピック関連施設の整備」を提案

2.日本の「祭り」をアピール
 ・全国42都道府県、204の祭りで演舞され、日本を代表するお祭りである『よさこい祭り』の「開会式や関連イベント等での演舞」を提案

3.日本の「まんが」をアピール
 ・まんが甲子園の開催やまんがポータルサイトの開設など様々な取り組みを進めている『まんが王国・土佐』として、「開会式や競技会場でのイベント、関連広告などでのまんがの活用」を提案

 

≪地方発≫ ~地方にある様々な資源を活かす

4.全国各地での合宿の実施
 ・全国各地でのオリンピック選手及びパラリンピック選手の合宿の実施を提案

5.日本の「食」をアピール
 ・日本の「食」をPRするイベント等の開催を提案
   開会式や競技会場での全国の「食」を情報発信するイベントの開催

 ・選手や外国の方々への日本の「食」の提供を提案
   選手村や試合会場、宿泊ホテルでの全国各地の素材を使った食の提供

6.日本の「花」をアピール
 ・日本の「花」の「開会式や競技会場での勝者・入場者への配布」、「競技会場や選手村等への飾り付け」を提案

7.日本の「多様な自然・文化」をアピール
 ・世界各国で行う関連PRなどでの「日本各地の魅力の紹介」を提案

 

 今後とも、さらに国等の情報収集を行うとともに、プロジェクトチームを中心として、2020年東京オリンピック・パラリンピックの関連事業推進に向けて幅広い視点で検討を行い、第二弾、第三弾………の提案をとりまとめ、時機を逸することなく、関係者の皆様に提案をしていきたいと考えています。

 

 県民の皆様のご協力、ご支援をよろしくお願いいたします。

 

【問い合わせ先】 政策企画課  電話:088-823-9603  電子メール:111601@ken.pref.kochi.lg.jp

 

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