平成29年仕事始め式での知事あいさつ

公開日 2018年03月30日

平成29年仕事始め式での知事あいさつ

平成29年1月4日(水曜日) 正庁ホール

【動画】知事あいさつ

 皆さん、明けましておめでとうございます。

 平成29年の年始めに当たりまして、皆さんとこういう形でお会いさせていただくことができるのは、私にとっても大変な喜びであります。また、皆さんそれぞれ良き新年を迎えられたことと思います。心よりお喜びを申し上げます。皆さん一人一人にとりまして、本年が良き年となりますように、心からお祈り申し上げます。そして、今年1年、県勢浮揚を目指して、皆さんとともに飛躍への挑戦を続けさせていただきたいと思っています。この1年よろしくお願いを申し上げます。

 昨年は、第3期計画をそれぞれの部局において作りました。教育の場合は、教育大綱ということだと思いますけれども、それに基づきまして、さまざまな挑戦を続けてきたわけであります。1期計画、2期計画とそれぞれ取組を進めてくる中で、様々ないわゆるアウトカム的な成果も生まれてきたものと考えています。その土台の上に立って、3期計画という形でそれぞれの施策をバージョンアップさせました。そのバージョンアップした施策について、それぞれが昨年1年を通じて、少なくともアウトプット的な成果が出てきたものはたくさんあろうかと思います。今年はさらにその土台の上に立って、この3期計画に関連する新しい施策群、例えば地域産業クラスターの形成や、厳しい環境にある子どもたちへの対策、さらにはチーム学校の取組等々、それぞれの取組について、アウトカム的な成果を挙げていく、そういうことにこだわった1年にさせていただければなと考えています。

 そういう多くの施策群について、皆さんにご検討いただき、昨年1年取り組んでまいりました。さらに、今年1月、2月の予算編成期を通じて、昨年1年の経験を生かして施策をバージョンアップし、この4月からロケットスタートを切って、この3期計画で新しくチャレンジを始めた事項について、ぜひとも成果を挙げていく。そのことによって、例えば産業振興計画で言えば、地産外商の強化と拡大再生産の好循環を成し遂げる。そして、健康長寿県構想で言えば、住み慣れた地域で安心して暮らし続けられる高知県をつくる。そういう取組につなげていくことができればと思う次第です。ぜひとも3期計画で新しくチャレンジを始めた事項について成果を出す、そういう年にできるように、皆さんとともに頑張らせていただきたいと思いますので、どうぞよろしくお願い申し上げます。

 それでは、ここから少し時間をいただいて、大きく二つの点について話をさせていただきます。まず、大きな一つ目は、基本姿勢の点について。これは毎年申し上げていることでありますが、改めて大事なことですから、繰り返し何度も私の方からお話をさせていただきたいと思います。そして、大きな二つ目は、政策の方向性について、少し骨太の点について私からお話をさせていただければと思います。

 まず、第1点目の基本姿勢についてです。もう既にこの点は徹底していただいており、くどいようで恐縮でありますけれども、繰り返させていただきたいと思います。

第1に、課題に正面から取り組んでいただきたいと思います。課題に正面から取り組む、難しい課題にも取り組んでいかなければ県勢浮揚は成し遂げられません。県民の皆様こそ難しい課題に直面しておられるのであって、私どもこそが真っ先にこの難しい課題に取り組んで、これに挑戦をしていくということが大事だとそのように考えています。正面から取り組む結果として、すぐに結果が出ない、場合によっては失敗してしまうということもあろうかと思いますが、それで構わないと思います。それでもしっかりと正面から逃げずに課題に取り組むことが大事なのだと考えています。今までもそうしてまいりました。ぜひとも、今年もそうさせていただければとそのように思います。

 2点目でありますが、ぜひとも創造性を発揮していただきたいと思います。人口減少社会に真っ先に突入した本県の抱える課題について、解決策に先例はありません。高知県庁では、先例がないからやらないとか、先例があるからやろうとか、そういうことは全く関係ありません。課題の解決にとって新たな施策、新たな展開を自ら創造しなければなりません。ぜひとも先例にとらわれず、自ら新しい道を切り拓く、そういうつもりで創造力を大いに発揮をしていただきたいと思います。

 そして、第3点目でありますけれども、官民協働、市町村政との連携協調ということについて、今年もまた徹底をしていただきたいと思います。難しい課題に取り組むからこそ視野を広く求めていかなくてはなりません。県民の皆様方にこそ知恵がある、本当に苦しんでおられる方々にこそ知恵があるということなのだと思います。県民の皆様に最も近いところで頑張っておられる市町村の皆様にこそ、知恵があるということだろうと思います。

 官民協働、市町村政の連携によって情報を得て、私たちの施策に血肉を通わせることが大事だと思っているところです。そしてまた、実行する段階に入ったときに本当の意味で実効ある取組ができるようになるためには、官民協働、市町村政との連携協調ということが極めて大事であります。従前より、この点を徹底していただいていますが、ぜひ今年もよろしくお願いを申し上げます。そして官民協働、市町村政との連携協調を成し遂げるためにも、自分たちが今何をやろうとしているかということについて、自分たちの言葉で語れるように、ぜひこの点は徹底していただきたいと思います。

 民間の皆様に対して、なぜこの政策をやろうとしているか、この政策の説明として、最悪の説明は知事がやろうと言っているから、これは最悪の説明であります。そうではなくて、かくのごとく意義のあることだと思って、かくのごとく政策を考えました。ぜひ一緒に協働してやっていただいて、成果を出して、生かせていただけないものでしょうか。そういう説明が大事なのだと考えています。ぜひ自分たちの言葉で語れるように、逆に言うと、腹に入るところまで考え抜いていただいて、政策を作り上げて、そして実行していっていただきたいものだと思います。

 そして4点目でありますが、ぜひとも全国区の視点でもって政策展開を図っていただきたいとそのように思います。様々な政策をそれぞれ展開していく中で、高知県だけの一人よがりになってはいけない。全国でどのようなことが行われようとしているかということをぜひ意識していただいて、その大きな全国の流れを味方に付けるように取り組んでいただきたいと思っています。

 この度、高知城歴史博物館が立ち上がります。この高知城歴史博物館の立ち上がりに当たって、全国から本当に多くの皆様にご協力を得ています。ありがたいことです。これは、素晴らしい価値ある資料を持っているからであるし、職員の皆さんのレベルが高いからだろうと思います。

 加えて、もう一つあると思っています。あの準備段階から全国の有識者の皆様方に関わっていただくように取り組んだ結果として、あの歴史館の立ち上がりと同時に、歴史館に関わる全国ネットワークができているということなのだろうと、私たちは思っています。

 ぜひとも、それぞれの政策について、関連する全国の大きなネットワークの中に身を置くように努めていただきたい。そしてまた、その全国区の流れをしっかりと頭の中に入れて、その中において、説得的な政策提言にもつなげていく、全国の関連の官民協働の取組につなげていく、そういう形での展開ができれば最高だと思っています。ぜひその点を心がけていただければと思います。

 そして最後、5点目でありますけれども、職員の心身の健康が大事であります。ぜひとも勤務時間の管理、働き方の管理。高知県イクボス宣言もしているところであり、この点を徹底していただければなと思っています。特に今、私が直接お話をさせていただいております管理職の皆さんにおかれましては、この点の徹底をどうぞよろしくお願いいたします。

 この心身の健康という観点から、私が非常に大事だと思っておりますのは、今自分たちの職場が何をやろうとしているかということについて、その所属の中の一人一人に徹底をしていくと、分かっていただくようにするということです。何をしているのか分からないが、ただただ忙しい。何の意義があるか分からないような仕事をひたすらやらされる。これぐらいやる気がなくなり、そして心が疲弊して、体も疲れることはありません。

 いかに意義のあることについて、いかなる道筋でもって、こういうスケジュール観でやって、こうすればできる。これができると、このように世のためになるのだということを所属の一人一人に徹底するということが非常に大事だろうと考えているところです。

 そして、自由闊達な議論ができるということも大事だろうと思っています。上下の意見交換が活発にできるということが大事だと考えています。知事が言ったから、絶対やらなければならないわけではありません。知事が言ってもおかしいと思ったら、私に言って来てもらいたいと思います。

 そして従前より申し上げておりますように、悪い話ほど必ず早く上に上がってくるように、このことを徹底していただきたい。対処方針ができてなくてもいいから、副知事か私に悪い話はとにかく速やかに上げていただきたい。そして、このことは、ぜひそういう所属であってもらいたいと思っています。

 部局長の皆さん、そして各課長の皆さん、それぞれの所属の中で、ある意味いい話は後でゆっくりと喜び合えばいいので、ただ悪い話ほど速やかに上下で共有できる、そういう風通しの良い組織であるということも大事だろうと思います。風通しが悪く、特に現場で頑張っている職員の皆さんほど、ひたすらストレスがたまるということであってはいけないと考えております。

 ぜひともこの点、従前より徹底していただいて、特に昨年、いろんな意味で速やかに情報も上げてきていただきました。ありがたいことだと思っていますが、今年もある意味、困難な課題に直面すればするほどこういう点が大事になって来ようと思いますので、ぜひこの点の徹底をよろしくお願いいたします。

 悪い話というのは、職員の不祥事とかそういうことだけにとどまりません。みんなでやろうと決めてやり始めた施策だけれど、残念ながら官民協働がうまくいかない、思わぬ事態を見逃していてうまくいかなくなってしまう、随分これまでもエネルギーを注入してきたけれども、どうもうまくいかない。やはりこれは撤退しないといけないのではないか。例えばこういうことなんかも決定的な悪い話なんだと、そのように思っています。

 それぞれの所属の中において、ぜひともこのような悪い話について上下で共有し、私にも速やかに、私に言いにくければ副知事に速やかに上げていただく、そういう組織でやらせていただきたいと思います。ぜひとも厳しい課題こそ上下で共有をして、一緒に乗り越えていくことができればなと、そのように思う次第でございます。

 以上の点について、もう随分これまでの間も徹底いただいてまいりました。ぜひ今年もこの点、徹底させていただければと思います。どうぞよろしくお願いをいたします。

 それでは、大きな2点目であります。予算編成期も控えておることでもありますし、今年それぞれの施策のバージョンアップの方向について、少し骨太の点について、話をさせていただければとそのように思います。

 まず第1に、産業振興計画について。地産外商の取組を強化して、さらに拡大再生産の好循環につなげるというお話を申し上げてまいりました。この地産外商の強化において、地産の点についてのキーワードは生産性の向上と事業戦略、この策定の徹底ということだと、そのように考えています。

 高知県は人口が少ない、土地も狭いわけであります。これまでも地産の強化に関連して、生産性向上関連の取組を進めてまいりました。さらには、例えば商工において、事業戦略づくりを徹底する。地域アクションプランをつくるということも、事業戦略をつくるということにつながっていく話だろうと思っていますけれども、例えばこういう形で生産性を上げ、戦略性を持った取組を行っていこうということを徹底してまいりました。この点について、さらに新しい展開を図っていかなければならないだろうと思っています。

 最新の科学技術の導入、IoTなどの新しい仕組みの導入、さらには様々な全国ネットワークを生かした、私どもとしての新しい時代をにらんだ地産の強化ということをぜひ徹底していかなくてはなりません。そして、外商の強化という観点からいけば、地産外商の取組は、ある意味全国に展開されるようになってまいりました。

 しかし、これから極めて大事だと思っておりますのは、外国に対する輸出の振興であります。ある意味、地産外商、国内関係いろいろと展開が図られるようになってきました。私たち県庁は、より厳しいフロントに立っていかなくてはなりません。国内における地産外商の取組について、民間の皆様方に様々に支援をしていきながら、私たちは外国への輸出というより難しい展開に挑戦をしていくということが大事なのだろうと考えています。

 この点、観光については、今年「幕末維新博」が開催されることとなります。後とも重なりますけれども、ある意味地産外商の成果を拡大再生産の好循環につなげていくということを、観光の面で徹底をしていく取組だと考えております。地産外商、この維新博を通じて、高知県内の観光資源について、歴史を核とした周遊ルートをしっかりとつくり上げ、将来に至るまでの確固たる観光の基盤をつくり上げていきたい。そして、外商という観点からは、これらの取組を全国のみならず海外の皆様方にも知っていただき、外国人観光客の誘致、いわゆるインバウンド観光のさらなる発展にもぜひつなげていきたいと考えています。

 そして、それらの取組、地域の組織の皆様方がそれぞれ自立的に取り組まれる。そういう仕組みをつくり上げていくことによって、良き好循環がこの高知において、観光面において回り続けていくように、そういう取組につなげていくことができればなと考えています。3月4日いよいよ開幕ということでございます。関係部局、多くの皆様にご尽力いただいてまいりましたけれども、ぜひとも皆さんと力を合わせてこの取組を成功させたいと考えています。

 拡大再生産という観点、担い手の確保という観点から、移住促進策について新たな展開を図っていかなくてはならないと思っています。それぞれの部局において、担い手確保の取組、移住促進の取組を進めていただいています。いかにこれを一元化し、効果的に取組につなげていけるか。そして、県内で高齢化の進展に伴って、新たな空きポストがある、いわゆる引退される方々が出てこられたりする。さらには、新規事業の創出に伴って新しいポストが創出されたりする。こういうものをいかに移住促進につなげていけるか、ここは極めて大事なポイントだと思っています。

 そして、地域産業クラスターの形成についてのクラスタープラン。これは今年つくり上げられて、いよいよ本格展開を迎える段階になります。ぜひとも地域の皆様方と息を合わせて、志を同じくして、地域地域の一次産業から三次産業までの産業集積、これをつくり上げていくことができればなと思っております。

 そして、3点目の新事業展開と起業の促進についてです。ある意味チャレンジングな課題でありますけれども、例えば我々の取組と企業様のお取組をうまく連動させる等々、ぜひとも今年この起業の取組について本格展開をスタートすることができればと、そのように考えています。

 産業振興計画について、既に様々に議論を展開させていただいてまいりました。ぜひ今年、先ほども申し上げましたが、第3期計画で新たに挑戦を始めた地域について具体的な成果を出していきたいと考えています。1期計画・2期計画で取り組んできたことの成果の土台の上に立って、新たな挑戦、具体的な形につなげていきたいと考えています。ぜひとも今年もよろしくお願いを申し上げます。

 次に、南海トラフ地震対策についてです。揺れ対策をはじめとし、まだまだ命を守る対策の中で対策が十分進んでいない地域について、私どもとしてより徹底をしていかなければなりません。津波避難についても随分取組が進んでまいりましたけれども、より困難な地域がいくつか残っています。この困難な地域への対策ということに注力をしていかなければならないと思っています。

 そして、第3期計画の中で、応急期の対策ということについて本格的に実行しようということをお話してまいりました。去年、随分様々な検討を重ねていただきました。今年、この応急期の対策について本格的な実行段階に入る取組を、ぜひさせていただければと思っています。

 キーワードは地域地域ということだと思っていまして、地域の防災機関の皆様ともども、ぜひ市町村とも連携協調して、民間の自主防災組織の皆様とも連動・協調しての取組をさせていただければと思います。よろしくお願いをします。

 そして、日本一の健康長寿県構想の取組についてです。五つの柱に従った取組が本格的に昨年展開を始めました。本当に頑張っていただいていると考えているところです。ある意味、地域ネットワークをつくり上げるという点について、大変皆さんの働きというのは大きなものがあると、そのように考えています。

 その地域ネットワークを生かして、今年大いに新たな挑戦を始めていきたいということには大きく二つあります。一つは、厳しい環境にある子どもたちへの対策ということを抜本強化するということです。地域地域で厳しい環境にあるご家庭をバックアップできないのか。子どもたちの笑顔を一つでも増やせるような取組ができないものか。こういうことについて、去年来ずっと皆様と議論を重ねさせていただいてまいりました。ぜひその具体的な形というものをより一層明確に出せる一年にしたいと考えています。

 そして、地域地域で住み続けられる高知県づくりという観点からも、保健・医療・福祉のネットワークをいかに地域に隅々まで張りめぐらせることができるかが大きなポイントだと考えているところでございまして、また、ぜひともに検討を進めさせていただければと思います。どうぞよろしくお願いを申し上げます。

 そして、教育の分野についてです。教育改革の取組について、それぞれ新しいチャレンジを大綱に基づいてスタートをさせました。チーム学校の取組について、厳しい環境にある子どもたちへの対策について、そして地域との協働について、新しい挑戦をスタートしていただいて、全国学力テストにおきましても少しいい傾向が見られるようになってまいりました。昨年1年間新たにスタートしたことの土台の上に立って、この3本の柱についてより徹底をし、全県下でもって教育改革の取組を本格的に展開していくということが極めて大事だろうと思います。

 そして、昨年1年間の取組を通じて、大きく言えば、この教育大綱に沿った取組というのは、やはり私たちが追究していくべき道なのだろうということについて、自信が持てたというところもあろうかと思います。しかし、改善をしなければならないところもある。改善すべきは改善をし、自信を持って、この教育大綱に従って取組を進めていきたいと考えています。

 その際、ぜひ地域の保護者の皆様含め、より一層県民の皆様方にこの大綱のことを知っていただいて、教育改革の取組をより一層県民運動にしていくことができればなと考えています。今年1年も大変大きな挑戦が続くわけでありますが、よろしくお願いを申し上げたいと思います。

 そして、すべてを支えるインフラ整備について、昨年1年国を巻き込んで大変頑張っていただきましたことに大変感謝を申し上げたいと思います。言葉は短いですが、非常に重いことだと思っています。インフラ整備は、今年も着実に、そしてスピード感を持って進めていけますように、そして国を含め、多くの関係者の皆様を巻き込むことのできるような、そういう全国区の取組につなげていければと思いますので、どうぞよろしくお願いを申し上げます。

 中山間対策については、集落活動センターがいよいよ30カ所、そして今年は40カ所を視野に入れた取組が進んでいくことになります。一つ一つの地域において、経済的な自立が本当にできるのか、そして地域地域の暮らしを守る取組が中山間の小さな集落それぞれにおいてできるようになるのか。私どもが集落活動センターとして挑戦してきた取組と、いま五つの基本政策に従ってチャレンジをいただいていますそれぞれの取組がいかにリンクできるかが鍵だと、そのように考えておるところであります。

 産業振興計画の地域アクションプランや成長戦略、さらには日本一の健康長寿県構想の福祉のネットワークの取組等々、こういう取組とそれぞれの集落活動センターがいかにリンクできるか、ここは大きなポイントだと思っています。医療機関の連携協調でもって、私たちの本来の強みの源泉であるところの中山間の活性化につなげていけるような仕事をしていきたいと考えておるところであります。ぜひとも、皆さんよろしくお願いを申し上げます。

 女性の活躍の推進、そして少子化対策の推進、健康長寿県構想ともリンクをさせていきながら、さまざまな新しいチャレンジもしていきたいと考えています。皆さんのおかげで、この分野についてしっかりとした政策が打ち立てられてきたと考えております。より幅広い分野で、よりインパクトを持った形で政策展開できていきますように、またともに知恵をねらせていただければと思う次第でございます。どうぞよろしくお願いをいたします。

 そして、総務部をはじめ、政策展開について、ある意味縁の下の力持ちとして頑張っていただいておる皆さんにも、これまでの頑張りに心から感謝を申し上げる次第でございます。ぜひとも、それぞれ各部局が最大効率でもって最大の効果を上げられるように、そして職員の皆さん一人一人がいい仕事できたなと、心身ともに充実を味わうことのできるような1年となるよう、総務部の皆さんをはじめ、会計管理局の皆さん、監査の皆さんもそうでありますが、関係の皆様方ぜひとも今年1年もどうぞよろしくお願いを申し上げます。

 それでは、皆さん、本年1年またともに頑張らせていただければと思いますので、どうぞよろしくお願いをいたします。

 もう一度、去年と同じく、最後に言わせていただきたいと思いますけれども、よい話は後でともにゆっくりと分かち合ってかみしめて喜び合えればと、そのように思う次第です。大事なのは悪い話であります。悪い話ほど速やかに副知事か私に上げてきていただくということを徹底していただきたいと思います。

 悪い話ほど早く対処をして、県民の皆様方のために汗をかいて知恵も絞って、速やかな対処をスタートさせていかなくてはならないということなのだろうと思っています。ぜひともこの点の徹底方よろしくお願いします。そして、そういう所属であっていただきたいと思います。そのためにも、何をしようとしているかということについて、各所属長の皆さんが所属の一人一人に徹底をしていくということ、このことをぜひよろしくお願いを申し上げます。

 それでは皆さん、今年1年どうぞよろしくお願いを申し上げます。2017年が高知県にとって本当に良き年となりますように、県勢浮揚に向けて、また大きな一歩を踏み出していけるような、歩みを踏み出していけるような、そういう年となりますように心からご祈念を申し、私自身そのために一生懸命努力します。皆様方とともに努力をさせていただける、そういう年となりますようにぜひお願いも申し上げ、私のあいさつとさせていただきます。皆さん、本年1年もどうぞよろしくお願いを申し上げます。

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