高知型地域共生社会

公開日 2023年11月09日

高知型地域共生社会とは

 人口減少や少子高齢化に加え、昨今のコロナ禍やデジタル化の進展などにより人と人との接触機会が減ってきたことで、地域のつながりや支え合いの力が弱まってきています。
 そうした中、子育てや介護の悩み、学校生活や日々の暮らしのなかで感じる孤独など、誰もが様々な場面で生きづらさを抱えるかもしれません。加えて、最近では、ヤングケアラー、ダブルケア、8050問題といった複雑化・複合化した課題が増えてきています。
 こうした課題への対応として、制度や分野ごとの「縦割り」や、「支える・支えられる」という一方的な関係を超えて、一人ひとりが生きがいや役割を持ち、相互に支え合う「地域共生社会」の実現が注目されています。
 全国に先行して人口減少や高齢化が深刻化した高知県では、こうした動きに先立ち、平成21年から、「県民の誰もが住み慣れた地域で、健やかで心豊かに安心して暮らし続けることができる高知県」を目指した「高知型福祉」に取り組んできました。
 例えば、子どもから高齢者まで、年齢や障害の有無にかかわらず、誰もが気軽に集い、必要なサービスを受けることができる拠点として、あったかふれあいセンターの整備を進めてきました。
 これまでの「高知型福祉」の取り組みを継承・発展させて、オール高知で「高知型地域共生社会」を県民のみなさんと一緒に創っていきたいと考えています。
 高知県では、令和4年10月に実施した、全市町村長、全社会福祉協議会会長、知事による「高知家地域共生社会推進宣言」に基づき、「分野を超えた『つながり』を意識した行政の仕組みづくり」と、「『つながり』を実感できる地域づくり」の2本柱で取り組んでいきます。
 具体的には、誰ひとり、制度サービスの狭間に陥ることがないよう、分野を超えた多機関協働型の包括的な支援体制の整備を行政主体の「たて糸」として促進します。
 「たて糸」に加えて、地域の力の弱まりに対応するため、人と人との再生に向けたネットワークづくりを、地域主体の「よこ糸」として展開します。
 この「たて糸」と「よこ糸」で織りなす地域共生社会の拠点として、本県独自のあったかふれあいセンターを活用していくことが、「高知型地域共生社会」の特徴としております。

「高知型地域共生社会」について(R5.5)[PDF:3MB]

高知家地域共生社会推進宣言

 令和4年10月30日に開催しました「つながる 支え合う 高知家地域共生社会フォーラム」において、県、高知県社会福祉協議会、全34市町村、全34市町村社会福祉協議会による「高知家地域共生社会推進宣言」を実施し、まずは行政と社会福祉協議会が手を取り合い、地域共生社会の実現に向けて取り組んでいくことを宣言しました
 「高知家地域共生社会推進宣言」宣言書[PDF:387KB]

1030宣言集合写真(トリミング)

 地域共生社会の実現に向けて、官民協働で取り組みを進めていくため、令和5年度から、「高知家地域共生社会推進宣言」を行っていただける企業・団体を募集しています。

 宣言企業・団体、宣言内容の詳細はこちら

 

民間企業・団体の皆さまへ

 「高知家地域共生社会推進宣言」は随時受け付けております。
 ぜひご応募くださいますようお願いいたします。

 詳細・ご応募はこちら

 

「高知家地域共生社会」シンボルマーク

 シンボルマーク

 県民みんながお互いに寄り添い支え合うことで、安心して暮らし続けることができる「高知家地域共生社会」の実現につながることを「こうち」の文字で表現しています。 

 使用規程など、詳しくはこちら

~ソーシャルワークの網の目構築プロジェクト~ 気づいてつなぐ高知家地域共生社会研修

 研修の受講はこちら
 

パンフレット等

◆高知型地域共生社会・あったかふれあいセンターパンフレット(令和5年10月作成)

あったか・共生パンフ表紙

◆高知型地域共生社会の実現に向けた市町村の包括的支援体制の整備等のポイント(令和5年3月作成)

包括的支援体制の整備等のポイント(表紙)

◆高知家地域共生社会リーフレット(令和4年10月作成)

高知家地域共生社会リーフレット(表紙)

行事等

令和5年10月7日 「つながる 支え合う 高知家地域共生社会フェスタ」
令和4年10月30日 「つながる 支え合う 高知家地域共生社会フォーラム」

 

交付金交付要綱

高知県重層的支援体制整備事業交付金交付要綱

 

調査等

令和3年度高知県地域共生社会の実現に向けた意識調査

この記事に関するお問い合わせ

高知県 子ども・福祉政策部 地域福祉政策課

所在地: 〒780-8570 高知県高知市丸ノ内1丁目2番20号
電話: 調整・援護調査担当(調整) 088-823-9664
調整・援護調査担当(援護調査) 088-823-9662
地域福祉推進担当 088-823-9090
災害時要配慮者支援担当 088-823-9089
地域共生社会室 088-823-9840
ファックス: 088-823-9207
メール: 060101@ken.pref.kochi.lg.jp

PDFの閲覧にはAdobe社の無償のソフトウェア「Adobe Acrobat Reader」が必要です。下記のAdobe Acrobat Readerダウンロードページから入手してください。

Adobe Acrobat Readerダウンロード
Topへ